オキムです!
今週は釣りをお休みして山口県長門市仙崎の道の駅『センザキッチン』さんに行って参りました。
ネットで見て気になった『ひものや食堂ひだまり』さんでお食事。
のどぐろの一夜干しは小ぶりですがしっかりと脂がのって身はフワフワ、骨や頭も油で揚げたみたいにサックサクで丸ごと頂くことが出来ました(*^_^*)
アブッテカモの名で有名なスズメダイと似たお魚という印象。
セットのアジフライも絶品。
サクサクの衣、アジ特有の香りとフワフワな身。
たまに釣って帰るアジもきちんと調理すればこんなに美味しくなるものなのか。
ご飯のお替りは自由とのことヾ(*´∀`*)ノ
まもなくお盆休みもやってきますしね。
他のお食事処もすこぶる美味しいと聞きますので良かったら皆さんもこちらの道の駅訪ねてみて下さい♬
オススメのイカ・トロ箱!
オキム家の近況報告はこの辺にして。
釣りモノが少なくなる夏にハイシーズンを迎える夜炊きイカですが釣れたイカを新鮮に持ち帰る方法として広まりつつあるのがアルミ製トロ箱。
今回は私が使用しているアルミ製トロ箱とそのメリット・デメリット、また使い方など紹介してみたいと思います。
一般的に夜炊きイカというと数釣りを楽しむ釣りだと思うんですよね。
50杯とか100杯とか、良い日に当たると上手な人だと200杯越えとかいう猛者も居たりして。
私は最近貧果続きで10とか20とかその位…(;^_^A
毎週足繫くというよりはシーズン中何度か釣行して釣れたイカは冷凍保存、小出ししながら通年で美味しく頂くという方が多いのではないでしょうか。
年に数回しか行かないのにそんなところにお金は掛けないぞ!という方も居ると思いますが、私はその逆で年に数回しか行かないからこそ鮮度良く持ち帰りたいと思う輩です。
メリット・デメリット!
私が思うアルミ(金属)製トロ箱のメリットは下記の通り。
① とにかく冷えるのが早い!
使用してみて実感するのはとにかく冷気の伝達が早いという事。
クーラーBOXの底面に保冷剤や氷を敷いてその上に三枚のトロ箱を重ねた場合、保冷剤に接している一枚は当たり前として上の二枚もあっという間にキンキンに冷えてくれます。
アルミ材を通じて冷気が伝達すると同時に庫内の冷えた空気を吸収して温度が下がる傾向があるようですね。
当初私はトロ箱なんか使ってなくって氷を沢山入れた入れたクーラーにイカを詰め込んでました。
万が一大漁の日だと氷から遠いクーラー上部のイカまで十分冷気が伝わらないんですよね。
頻繁に上下のイカを入れ替えると余計に氷が消耗したり、墨が出てイカが真っ黒になるといった事が多かったです。
② イカが傷みにくい!
イカはあまり重ねると押しつぶされて墨袋から墨が流れやすくなるそうです。
勿論形も歪になりますしね。
鮮度に影響はないかもしれませんが知人に配るにしても綺麗な状態に越したことはありません。
トロ箱を利用しても重ね過ぎて圧迫されれば同じ結果になるので保管の際は注意しましょう。
③ 乾燥が早い!
お片付けの話になりますが、
熱伝導率が高いので洗った後日向に干しておけばあっという間に乾きます。
大きな道具で場所もとりますし手早くお片付けが済むのは助かりますね。
その他にアルミは金属イオンがうんたらかんたら…で抗菌作用もあるそうなんで衛生面でも安心感があります。
デメリットはというと…。
① 値段?
う~ん、これはデメリットじゃない気もします。
高い安いという受け捉え方は各々の価値観で違いますしね。
因みに有名メーカーのアルミトロ箱は一枚ウン万円(;゚Д゚)
② 保管物が限定される!
一般的にはトロ箱に収まるサイズの獲物を保管するのが好ましいと思うので。
容量を越える大きな魚やイカが釣れた場合はトロ箱が使えない、もしくは持ち帰れないという事になります。
③ 冷えすぎる!
イカは幾ら冷えても問題ないのですが魚は冷凍焼けして刺身等生食には向かない状態になることがあります。
魚を鮮度良く持ち帰るためには発泡シート等で包み冷えすぎない工夫をする必要があります。
お弁当など冷やすと美味しくないものに関しても同様で、実際荷物は多くなりますが別個それ用にクーラーBOXを準備するのが好ましいと思います。
④ 置き場に困る!
イカ釣りシーズンが終わると来シーズンまで出番のないアイテムなので置き場に困るという方も多いですね。
愛用しているトロ箱!
現在私が愛用しているアルミ製のトロ箱。
メルカリの出品者さん『にっしー』さんに製作して頂いたトロ箱で、同様に愛用しているシマノのクーラーBOX『ホエールライト450』に合わせて発注しました。
三枚重ねて収納するとこんな感じ。
一枚当たりの寸法は、
高さ50ミリ、奥行250ミリ、長さ550ミリ
(高さ50ミリ、奥行255ミリ、長さ555ミリ)
トロ箱のサイドに500ミリのペットボトルが3本縦置きできるスペースがあります。
枠の長さ寸法は550ミリ。
L型の補強まで入れると554ミリ。
厳密に言えばリベットの厚みが入って555ミリってところでしょうか。
こんな感じで奥行、長さ共に枠寸法プラス5ミリ程度。
幅方向250(255)ミリはクーラー内寸に対してジャストなんで、もし同じものを注文する方が居るならもう5ミリ程余裕を見て245(250)ミリで製作依頼した方が安心かと思われます。
こちらのトロ箱、
1枚当たりに胴長30センチのケンサキイカだと綺麗に並べて15~20杯ほど収納可能。
3枚で45~60杯はゆっくり収納できる計算です。
少し重ねれば80杯程度までは収納できるかなと思います。
更にこちらのアルミ製トロ箱、材料の厚みはなんと2ミリ!
(;゚Д゚)
オモリやスッテ、ペンチetc…重たい道具を上に乗せても歪む心配なし。
出航・帰港時の道具の積み降ろしなど少々手荒に扱うことがあっても安心です。
長く使う道具は頑丈に越したことはありませんもんね。
以降では業者にトロ箱を発注する際の注意点など少し紹介しておこうと思います。
コーナーのL型金具は箱の補強と重ねたトロ箱のズレを防止するためのもの。
最上段の一枚(左側)はクーラーBOXの蓋との干渉を避けるためフラットで製作をお願いしました。
後で考えたら上下のトロ箱を入れ替える機会は多いので全部フラットでも良かったかな(;^_^A
保冷に氷を使う場合は水抜き穴が必須です。
イカが吐き出す海水は大したことありませんが保冷に氷を使用する場合は溶けた真水にイカが浸かる心配があるので水抜き穴は開いていた方が安心でしょう。
シマノさんのカタログから抜粋した『ホエールライト450』のスペック。
内寸が二つ表示されてますが上は中央で下が底部寸法とのこと。
下に行くほど狭くなっているクーラーBOXがほとんどなのでトロ箱を製作依頼する場合は底部の寸法を目安に。
出来ることならお使いのクーラーBOXの底部寸法を実際に計測することをオススメします。
コロの付いたクーラーBOXはタイヤハウスの出っ張りがあるので注意が必要。
コーナー部の形状にも注意。
保冷剤の配置!
当初は氷を使ってましたが溶けると水になること、釣行毎購入する費用もバカにならない、氷より省スペース!で現在では保冷剤を活用しています。
先に紹介したトロ箱とクーラーBOXにベストマッチな組み合わせと思うので良かったら見てやって下さい。
アウトドア界では定番のロゴスの保冷剤。
新製品(青)と旧製品(白)では完全凍結するまでの時間が異なりますので注意してください!
(もちろん旧製品の方が時間が掛かる)
凍ってしまえば性能は変わりません。
複数購入予定の方は2個セット、3個セットが単品より割安になってますのでそちらをチェックしてみて下さい!
底面にXLサイズを三枚配置。
タイヤハウスの無い左側にXLサイズを一枚配置。
トロ箱を三枚のせるとこんな感じ。
クーラー蓋の縁面には出っ張りがあってトロ箱の高さがギリギリだと干渉して締まらなくなるので注意が必要。
トロ箱とペットボトルの間に隙間があります。
XLサイズと縦横寸法が同じで厚みが薄いLサイズがピッタリ。
XLサイズ2枚を最下段のトロ箱内に配置。
釣れたイカは最上段のトロ箱に並べていき、一杯になったら底側に移す。
三枚目のトロ箱にイカを入れる際は保冷剤が邪魔になるので別のクーラーBOXに移すか飲み終わったペットボトルを出して保冷剤をサイドに移動させるって算段です。
最上段にも500ミリのペットボトルが収納可能。
他にタックルケースやエサ巻き用のエサなど収納しています。
飲みものを凍らせて保冷剤として活用しても良いですね。
面倒ですが最近は釣れたイカを傘袋に入れてからトロ箱に並べるようにしてます。
トロ箱が墨で汚れないので帰ってからの洗い物が楽チン♬
持ち帰ったイカの中には墨の出たものと全くでなかったものが居るんですよね。
直入れだと一杯でも墨が出たものが居ると他のイカまで墨で汚れる結果になりますがこうしておけば墨で汚れるのは一部のイカだけで済みます。
家に帰ってから冷凍庫に保管する際もこのままジップロックに数杯ずつ小分けすれば手も汚れませんし、冷凍したものを取り出す際も一杯ずつ取り出すことが可能。
良かったら参考にしてみて下さい。
まとめ!
今回はイカ釣りやジギングで活躍している愛用のクーラーBOXとアルミ製のトロ箱を紹介してみました。
トロ箱でお世話になったメルカリのにっしーさんですが金属加工全般を得意としているそうなのでトロ箱以外にも思い付いた事があれば相談してみると良いかなと思います。
では~!