オキムです!
4月も半ばを過ぎて暖かい日が多くなってきましたね。
ご近所のスーパーでは鮮魚コーナーを覗くと旬の松葉イカ(スミイカ)を沢山見かけるようになりました。
私は松葉イカが手頃な値段で売られるようになると春の釣りが開幕だなぁと実感します。
そう言えば先日覗いた鮮魚店には松葉イカに混じって2キロクラスの紋甲イカの姿も。
噂によると昨シーズン青物が不調だったお陰か餌となるイカ類が好調との事。
確かに冬のササイカは例年に無い『当たり年』でしたもんね。
まもなく始まるエギングのアオリイカや夜炊きイカがとても楽しみです♬
タイラバシンカー製作!
いつも利用してる遊漁船のスケジュールだとジギングはゴールデンウィークまで。
その後はタイラバで真鯛をメインに五目釣り、昼イカが数釣れるようになると9月頃まで夜炊きイカが中心の釣りになるそうです。
初秋ジギングシーズンが開幕しても青物の食いが今一つだとお昼からはタイラバになることも多いそうですからね。
とにかく一年を通じてタイラバの出番は多いので消耗品のシンカーを鉛から自作してみることにしました。
マスターブランクを作るところから始めようと思ったけど丁度イメージに近いものが釣具店にあったのでこちらを型取りすることにしました。
凹凸の少ないシンプルな形状なので塗装するにもホログラムシールを貼るにも都合が良いです。
平坦部は少し歪みがあったのでペーパーヤスリで平面出し。
ホームセンターで買った3ミリのステン棒を通して型取りしました。
後日ゴムボ用の80gも追加して80g、100g、120g、150g、4種類のシリコン型を製作。
鉛の流し込み口はまだ出来てませんがこんな感じで鉛を流し込み、最後にステン棒を引き抜いたらタイラバシンカーが出来上がるという算段です。
鉛流し!
今回はいつものリードメルターを使わず、お鍋とお玉で流し込み作業を行いました。
リードメルターは窯底の小さな穴からチョロチョロと少量ずつ鉛が流れ出てくる仕組みですが、もっと勢いよく流し込んだ方が良いんじゃない?って思う時もあります。
あと一定温度以上にならないと底部の穴が塞がって(底部の鉛が固まって)鉛が出て来ないというような症状もあったりして。
YouTube動画見てると慣れた人はお鍋でやってる人も多いですからね。
出来栄えに差が出るか一度試してみたかったです。
一発目の捨て流しから綺麗なシンカーが出来ました。
家庭用のカセットコンロでもあっという間に湯温が上がるので、過度な温度上昇を抑える為、流し込みの都度スイッチをオンオフしなきゃならないのは面倒だけど、リードメルターより窯口が広いので溶かせる鉛(インゴット)のサイズに制約が無いのが良いですね。
慣れるとリードメルターより作業はやりやすいかも。
あとお玉で鉛を掬って型に流し込む際、鉛を溢しやすいので火傷や火災には一層注意が必要と思います。
本流しを終え完成したシンカーはコチラ。
ラインを通す穴もバッチリ!
私は保護パイプ無しでこのまま使う予定です。
鉛が冷えて完全に固まるとステン棒が抜けにくい(っていうか抜けない(^_^;))ので、流し込みを終えたらまだ少し柔らかい内に(10秒ほど)抜き取ります。
型取りシリコンが余ったのでこんなものも作ってみました!
ただの板状の鉛ですけどね。
適当な長さに切断して小型エギやスッテのアゴのシンカーに使ってみるつもり。
メタルジグと比べると単純な形状ですが製作には意外と手間がかかります。
型にベビーパウダーを塗る
↓
ステン棒をセットする
↓
型をクランプで固定する
↓
鉛を流し込む
↓
少し待ってステン棒を抜く
↓
冷えたらシンカーを取り出す
メタルジグと違って無塗装でも釣果にはあまり差が無いそうなんで…、言うなれば既に完成品。
ガチャポン!ガチャポン!と製品が出来上がる様は作っててとても気持ちが良い♬
150gの型に流し込んだ複製品は約143g。
硬質鉛なんでどうしてもオリジナルより少し軽くなります。
鉛の比率を上げればもっと重たくもできますが融点も高くなりシリコン型の寿命を縮めかねません。
シリコン型も作り直すとなると結構手間とお金が掛かりますからね。
このくらいの差ならまぁイイかって感じです(*^_^*)
塗装!
少しだけタイラバシンカーを塗装してみることにしました。
最近はタイラバと言っても根魚中心の五目釣りがメインなので無塗装のままで全く問題ないのですがスキルアップの為といいますか…。
たまには塗装作業もやっとかないと作業を忘れますからね。
スキルを維持するためのリハビリみたいなもんです。
缶スプレーのプラサフを吹いた後アクリル系のシルバーを塗装。
ホログラムシールを貼って更にその上からアクリル系のクリアレッドを塗装。
シールの淵面まで塗装するつもりが全面塗ってしまった(>_<)
ホロシールの意味が無い気もするが見た目はそんなに悪くない…ていうかこんなデザインのタイラバもありますよね。
下半分にアクリル系のホワイトを塗装。
最後に蓄光粉末を混ぜたウレタンクリアでコーティングして完成です。
乾燥時間が足らなかったせいか、下地のレッドとホワイトが流れて発光がイマイチ。
お試しのタイラバシンカー完成!
3時間足らずで塗装した割には見栄えは悪くないかも( *´艸`)
角島沖ジギング⑩
4月11日(日)
最近は少し分かりかけたコツ?ヒットパターン?を自分のモノにするため、同じアクションを反復練習に努めているわけですが結果同じような釣果が続いておりまして。
内容も似たり寄ったりになるわけです、ハイ。
(*´ω`)
午前6時出船。
暖かくなったと言ってもまだ朝晩は冷え込みますね。
薄手の防寒着だとガタガタ震えながらの出船になります。
数日前は大漁だったそうですがこの日同じポイントを回るも反応は今一つ…あるあるですねー( *´艸`)
早々に小場所に見切りをつけて大移動!
本命の角島沖汐巻を目指します。
Yさんに大型のアタリがあったものの残念ながらラインブレイク、友人のKさんが仇を取りました!
80センチクラスのヒラマサゲット!
Kさんはこのあとも同型を一尾追加して納得の釣果でした。
常連のEさん、安定のジギングでヒラゴをゲット!
更に…遊び半分で6ftのジギングロッドでダイビングペンシルを巻いていたら良型のヒラマサがヒット!
周りの遊漁船は真面目にキャスティングやっても大して釣れてないってのに…『持ってる人』ってこういうもんなのか(*´ω`)
潮止まり、Sさんのジグに食って来た80クラスの真鯛!
船長は数日前の釣行で良型ヒラスを大釣りしてもう青物は要らない!と今回はタイラバでカサゴ釣り。
船長のタイラバに80センチの大ヒラメがヒット!
最後に私の釣果は60センチクラスのヒラゴ。
この日は同型のヒラゴを3本とハマチ1本で終了。
少しマシなヒラゴはまたもランディング間際にラインブレイク(>_<)
魚を掛ける技術は勿論ですが取り込みも今後の課題です。
【タックル】
ロッド: ギャラハド633B
リール: ビーストマスターMD3000
ライン: ウルトラジグマン5号
リーダー: フロロカーボン16号
ジグ: 自作200g
バッテリー: BM-L116
料理とまとめ!
(上)ハマチ
(下)ヒラゴ
ハマチとヒラゴを食べ比べてみましたが今回は圧倒的にヒラゴの方が美味かったです。
昨年末船長から頂いたハマチはムチャクチャ美味かったけどなぁ…
時期や食べてるエサによっても大きく差がでるらしい。
魚ってホント腹を開けて見るまで分かりません。
このハマチも結構太ってて絶対旨いと思ったんだけどなぁ。
残ったハマチは照り焼きにしてみたら美味しく頂くことができました。
家族からももう少し食べたかったと催促があったくらいだったので定番メニュー決定ですね。
レシピも小麦粉を振った切り身をタレ(酒2、しょうゆ2、みりん2、砂糖1)でとろみがつくまで煮込むだけ。
お弁当のおかずや酒のつまみにも合いそうなので良かったら試してみて下さい♬
ジギングの次はタイラバかぁ。
タイラバの上にスッテを付けて真鯛とヤリイカを同時に狙うらしい。
イカが数釣れるようになると本格的に夜炊きに移行するんだそうです。
って事でタイラバロッド新調しました~!
レビューはまた改めてって事で。
では~!