オキムです!
6月28日(日)
旬のイサキを狙って山口県山陰方面へ2馬力ボート釣行!
久々に行って参りました!
旬のイサキを求めて!
私はイサキが大好きなんですよー(*^_^*)
煮て良し!
焼いて良し!
生で良し♬
フライやムニエルなど洋風料理にも良く合いますしね。
『食味』は勿論ですが『釣り味』においてもサイズに見合わない強烈な引きで楽しませてくれます。
と言っても、
私はこれまで磯釣りで冬時期のイサキは釣った経験はあるのですが、一番美味しいとされる夏のイサキは釣ったことがないんですよ。
とにかく夏の磯は灼熱でエサ取り地獄ですからね。
オフシーズンとなる事が多かったです(*´ω`)
以前釣り場で仲良くなった釣り人と冬時期のイサキは美味いけど夏のイサキはどうなんだ?って話になり、
釣り人『え?食べたこと無いんですか!夏のイサキは別格ですよ(≧▽≦)』
おきむ『(゚д゚)!』
それ以来夏のイサキはいつかは釣ってみたい『憧れの魚』になったのでした。
釣行!
コロナ自粛や荒天にやられて今年はこれが二回目の2馬力ボート釣行です。
週明けは早朝から仕事ということもあって出来れば午前中で勝負をつけたいところです。
夜も明けきらぬ午前4時。
出航場所となる海岸に到着。
…思ったより風が残ってるなぁ。
予報によれば今日は波高1m、沖からの微風のハズだけど。
山頂の風車はグルグル、木立がざわめくほどに陸向きから風が吹いています。
仕方ないのでウトウトしながら車で待機すること2時間。
ようやく風が落ちつきました(*^_^*)
午前6時過ぎ、山口県山陰の海へ出航です。
今回のタックルはイサキに的を絞ってスーパーライトジギングとエサ釣り、万が一のナブラに備えてキャスティングロッドを準備してきました。
ナブラは勝負が早いですからね。
大物をゲットしたら速攻撤収する作戦。
昨年秋にイサキを仕留めた岸寄りのポイントを目指します。
久々の釣行でボートやエンジンに一抹の不安はありますが万が一のトラブルでも手漕ぎでなんとか帰れる距離で安心です。
ポイントの近くまでやって来たので魚探を起動してみるとこの反応!
魚種は分かりませんが期待が高まります。
本命の釣り場もご覧の通り。
朝のうちは漁船の往来が頻繁なのですぐに動けるようにスーパーライトジギングから調査を開始です。
…。
カスリもしません( ̄▽ ̄)
早々にスーパーライトジギングに見切りをつけ自作サビキにチェンジ。
アタリは増えたもののスズメダイやネンブツダイ、5センチに満たないアジゴetc.
イサキが釣れる気配は皆無です。
ヤバいムードが漂いだしました(*´ω`)
サビキで手の平サイズのメバル。
2時間釣りして今の所これが最大魚。
他の船は何を狙ってるんでしょうねぇ。
周囲を見渡すと全体的に散らばっているようですが、釣れてないという事なのかそれともあちこち広範囲で釣れているということなのか…。
漁船の往来も少なくなってきたので、頼みの綱『エサ釣り』を試してみることにします。
吹き流しっていうのかな、アミカゴにアミエビを詰めオキアミをエサに2本針仕掛けで釣りを再開。
水深20m。
引き続き底から5mあたりまで反応が出ています。
底まで落とすと速攻ベラやカサゴの餌食になるので、カウンターで反応の上層あたりを狙ってみると…。
コンコンッと穂先に小さなアタリ。
少し待ってみると勢いよくロッドが海面に突き刺さりました!
以前秋口に釣れた時と同じパターンだったのでイサキかもと期待したらやっぱりそうでした!
小ぶりですが狙いのイサキ!
鼻掛かりのスレではありますが居る事は確認できました(^^)v
サイズアップを狙ってすぐに仕掛けを投入!
同じタナを探ると…。
ゴンゴンッ!
今度は先程よりも大きなアタリ!
ロッドが胴まで曲がり緩めのドラッグでリールからラインが走ります。
いや~堪らんなぁ(≧▽≦)
サイズアップ♬
釣り上げた時は45センチ位あるんじゃない!?と興奮したけど、メジャーで計ってみると41センチw
プリプリでランディングの最中にもお尻から白子がこぼれてきます。
白子は絶品と聞いているのでこれは楽しみ♬
それからはイサキラッシュ突入!
35~40センチ位のイサキが連発です。
この日は潮がほとんど動かずアンカーは必要ありませんでした。
潮が動かないお陰でポイントにしっかりエサが効いたのかな。
『オシアコンクエストCT201PG』
浅場の釣り程タナがシビアな事が多いのでカウンターは便利ですね。
PEラインの色やマーカーで確認できるから要らないという方も居りますがラインが短くなると計算が面倒だし色落ちすると分かりづらくなるんですよね。
マーカーを眺めながらの釣りは疲れます。
(*´ω`)
アタリがあっても少し待っていると良型のイサキがダブルで。
たまに走りを止めきれず3号ハリスをブチ切っていくやつも居たりして。
キジハタのデカいやつかな?
取り込めた40センチクラスを一匹お土産にお持ち帰りしました。
家で食べる分と魚好きの同僚の分、いつもお野菜をいただくご近所の分でこれだけあれば十分でしょう。
アタリは続いていましたが午前10時予定通りの早上がりとしました。
今日は久しぶりに弟が帰ってくるので長居をせず、魚が新鮮なうちにとっとと帰りましょう♬
お料理!
皆さんイサキは喜ばれますね。
うちに残ったイサキ3匹とキジハタを一匹。
早速調理して頂くことにしましょう♬
期待通りオスのイサキには白子が詰まっています。
卵を持ったメスも居ましたがいずれもまだ小さ目だったのでもう少し先まで旬のイサキ釣りを楽しめそうです。
3枚卸しして半身は皮付きで焙りに♬
皮目からジュージューと脂が滴ります♬
旨そー!(≧▽≦)
焙りが完成♬
ご近所のスーパーへひとっ走り。
彩りと香り付けにカイワレ大根を添えました。
半身はいつものお刺身で♬
脂がのってテラテラ光ってます。
大葉はベランダ菜園から収穫(*^_^*)
こちらも負けていませんよー!
キジハタの薄造り♬
キジハタの肝とイサキの白子ポン酢♬
私はこの手の食材が苦手で…(^^;)
食した妹曰く、
美味しいけどフグの白子の方が少し上かもとの事です。
更に、
リリース不可でお持ち帰りしたアブッテカモ(通称スズメダイ)とイサキの塩焼き。
脂が網から流れ落ち、焼けた香ばしい煙が食欲をそそります♬
あまり肉厚だと火が通りにくいので小~中型の方が塩焼きや煮付けには向いていますね。
これ以上大きいと中まで火が通った頃には表側は脂が落ちてバサバサになっちゃうんじゃないかな。
夕飯は家族四人でイサキとキジハタのフルコースを堪能♬
今回も海からの恵みに感謝ですm(__)m
小道具紹介!
今回活躍した小道具を幾つか紹介しようと思います!
『手鉤(てかぎ)』
今回初めて手鉤を使って活〆してみたんですがこれメチャクチャ締めやすいです(゚д゚)!
今まで使ってたナイフよりスカスカ締まります。
先端部に太さがあるのが良いんでしょうかね。
サクッと脳天絞めしたら更にコイツでエラ付け根の血管を切断。
海水を張ったバケツに魚を突っ込むと血がダーっと流れ出て。
脳天絞めから血抜きまでの作業が早いのでしっかり血が抜ける気がします。
『村の鍛冶屋~』
私の手には柄が少し太かったので削って細くしました。
樫の木は硬くて大変でした(^^;)
今回の仕掛け。
クッションゴムは必須です。
1.2ミリ~1.5ミリを30センチで良いと思います。
アミカゴはサニーカゴM。
ネジを回すと下の隙間を調整でき、結果アミエビの放出量を制限できる仕組みです。
カゴを回すと口が開いてそこへアミエビを詰め、また回して蓋をするという要領。
この小さな穴もアミエビの放出量に関係しています。
カゴを余分に回して穴を塞ぐようにセットすると、内部へ侵入する海水量が少なくなるので放出されるアミエビの量も少なくなるという仕組みです。
下のネジと横穴の二つでアミエビの放出量を調整できる便利なアミカゴです。
少しお高い割に作りが華奢なのが残念なところかな。
枝針仕掛けを作る際はこちらが便利です。
圧倒的に絡みが少なくなりますね。
裏面に穴径が表示されてますのでお使いのライン径に見合うものを選んで下さい。
私は幹糸4号、枝素2~3号で仕掛けを作りましたがSサイズで丁度良かったです。
※非常に便利なアイテムですがとにかく穴が見えずラインを通し辛い。もしかしたら夜光色の方がナンボかマシなのかな。
まとめ!
久々の2馬力ボート釣行はお天気にも恵まれ、大きなイサキを沢山釣り上げる事ができました。
短時間の釣行で試せなかった釣りやアイテムが沢山ありますので今後紹介していきたいと思います♬
では~!