オキムです!
先日購入したイカメタル用のリール『シマノ・17バルケッタ』に糸巻きしました。
加えてこのリールはカウンター付きなのでその設定をしたのですが、結構長い釣り歴でカウンターの付いたリールを買うのは初めて。
せっかくなので糸巻きからカウンターの設定と、このリールの機能について簡単に紹介してみようと思います。
シマノ・17バルケッタ
私が買ったのは201HG。
ハンドルが左側、1号のPEラインが200m巻けるモデルです。
カウンター機能が付いているにも関わらず自重190gと非常に軽量なので、夜炊きのイカや太刀魚狙いのアングラーには人気のモデルです。
糸巻き
釣具店やお世話になっているアングラーさんのアドバイスから、ヨツアミの『ウルトラジグマン』0.8号ー200mを巻くことにしました。
ヨツアミは数少ない紡績設備、技術をもった老舗メーカーなので昔から気に入って使っています。
通販で比較的安価で流通していることが気に入らないのか実店舗で見かけることは少ないんですよね。
なので今回も別途通販で準備しました。
ウルトラジグマンで1点気に入らないところがあるとすればこのスプール。
パーケージ裏の取説では『相方に持ってもらい糸巻きを…』みたいな事が書いてありますが、いつも糸巻き時にサポーターが居る訳もなく。
穴が大き過ぎて、私がいつも使っている『第一精工・高速リサイクラー』に取付けできないんですよ。
仕方ないのでウルトラジグマンを巻く際はいつもこうしてます。
他の使い古しのスプールに両面テープで固定。
更にスプールの縁を2か所ばかりセロハンテープで補強してます。
穴の小さな使い古しのスプールを介して高速リサイクラーに設置する要領です。
これでスプールの準備は完了。
今回は下巻き無しで0.8号のPEを200m巻き取ります。
レベルワインドと呼ばれるこの穴にラインを通したらスプールに結びます。
テープで仮止めしたらスプールをクルっと2周ばかり回してラインを結びます。
スピニングの時と同様に結びコブの凹凸を隠すため上からテープを貼ります。
これで糸巻き準備完了!
あとは適当なロッドに装着して巻き巻きするだけなのですが。
こいつには"カウンター設定"という厄介な作業が残っています。
カウンター設定
カウンターは釣りをしている棚(深さ)を表示してくれる機能です。
おおよそスプール1回転は何センチという目安はあるのですが、実際に釣りをしている水深によってラインの残量が違う為誤差が生じてしまいます。
お粗末な絵ですみません。
スプールに残ったラインの量によって外径差があるため、1回転あたりの長さが違うことは理解いただけると思います。
なのでスプールの回転数だけで出ているラインの長さを測ると実測とは大きな誤差が生じるんですね。
カウンター設定は糸巻きの際、スプールの回転数と巻き取ったラインの長さを学習させる作業です。
コンピューターが計算して誤差を補正してくれるんですね~賢い!
1.下巻き無し+ラインの長さが分かっている
2.下巻き無し+ラインの長さが不明
3.下巻き有り+ラインの長さが分かっている
4.下巻き有り+ラインの長さが不明
この4パターンによって操作方法が若干異なるのですが、今回は1なのでその要領を説明していきます。
1つしかないボタンをワンクリックすると電源オンでこの表示。
そこから改めて12秒長押しするとバックライトが点灯、『E1』が表示されます。
それでは糸巻き開始です!
実釣と同じくらい位テンションをかけた状態で巻き取ります。
ハンドルが空回りしてラインが巻き取れない時はドラグが緩んでいる場合があるので、ハンドル内側のスタードラッグを締めて巻き取りしてください。
ラインを巻き終えたらボタンを3秒以上長押し。
『50』という表示が出るので、更に巻き取ったラインの長さ『200』になるまでボタンを連打します。
『200』まで来たらボタンを3秒間長押し。
『ピッ』と音が鳴ってカウンター表示が0.0に戻れば設定完了です。
どうせ結ばなくちゃいけないのでこのタイミングでリーダーも結びます。
イカメタルってリーダーどのくらいの太さ使うんだろ?
良く分からないからググったけど結構幅があるんだな。
取り合えずエギングと同じで2.5号を結ぶことにしました。
オフショアの釣りも視野に入れて最近手動のリーダー結び機を買ったんだけど。
怠慢でやっぱりいつもの電動。
ラインが新しいとリーダーを結ぶのも気持ちいいですね。
これでリールは準備OK!
不要なパッケージ。
ヨツアミさんは再利用してるそうなんで今度釣具屋さんに持って行きます!
0(ゼロ)セットの設定
カウンター設定は終わったけど、あとは釣り場で"0設定"ってやつをしなくちゃいけないみたいです。
船長から水深○メーターに魚が居るよ!って指示が出る事が多いので、海面(水深0m)位置を設定します。
簡単な操作ですけどね。
仕掛けが海面スレスレの位置でボタンを3秒長押し、『ピピッ』とアラームが鳴ったら設定OKらしいです。
17バルケッタの機能について
私はベイトリールを使った経験が少なく不慣れなこともあって、釣りをしていて扱いに迷うこともまだ結構あります。
同じような初心者に向けて迷いがちなバーツについてその機能をまとめてみました。
クラッチレバー
これは説明要らないと思いますがスプールをフリーにするパーツです。
メカニカルブレーキノブ
スピニングリールには無い機能なので?となりますが。
スプールの回転に抵抗をかけて回転速度を調整するノブです。
スプールが勢いよく回り過ぎてバックラッシュするようなときはきつめ、仕掛けを早く底まで落としたい時は緩めに設定すると良いでしょう。
クイックラッチ
通常スプールをフリーにする場合はクラッチレバーをOFF、ロックする時はハンドルを回してクラッチレバーをONに戻すってのが通常の操作ですが。
クイックラッチを使えばこの二つの操作がこの1つのスイッチで行えるようです。
慣れると便利なスイッチかもしれませんね。
スタードラッグ
これはスピニングリールで言うところのドラグノブです。
魚とのやり取りの際、緩いと軽い力でも引き出されますし、締めすぎるとラインに負荷がかかってラインブレイクに繋がります。
状況に応じて調整するのが良いでしょう。
レベルワインド
これもベイトリール特有の機能ですね。
ラインを巻き取る際スプールの回転に連動して左右へ移動し、ラインが偏って巻かれるのを軽減する機能です。
高価なリールだとラインを放出する際も連動するのですが、バルケッタについては巻き上げ時のみ対応のようです。
まとめ
今回は先日購入したイカメタル用のベイトリール『17・バルケッタ』について、糸巻きとカウンター設定について紹介してみました。
紹介っていうより自分のための使い方の復習みたいな感じでしたが。
マニアックな内容で役立つ人も少ないと思いますが、良かったら参考にしてみてください。
ではまた!