オキムです!
8月16日。
お盆も明けてボチボチ釣りにでも行こうかと思ったのですが、予報じゃ北東の風ながら波高3mってことで…。
流石にボートは無理そうなので久しぶりに山陰方面へアジング調査へ行ってきました。
関門エリアもつい最近まで25センチクラスの中アジが結構釣れてたようです。
もう豆アジに代わっていると聞きますがどうなんでしょう。
山口県豊浦エリア
当日の関門の潮周りは中潮。
目的のポイントは水深が浅いので、満潮前後の深夜1時付近を狙っての釣行です。
午後11時。
まだまだ連休中の方も多そうなので誰か居るかなと思ったのですが…誰も居ませんね。
風は予定通りの追い風ですが荷物が飛ばされるほどの突風(泣)
しかもパラパラ雨も降りだして…
そりゃ~誰も居ないはずだわ。
これ以上状況が悪化しないうちにと準備を開始。
ロッドはジグ単中心の釣りを想定してティクト・UTR-68。
万が一を考えて汎用性の高いEXR-611も準備してきてます。
【タックル】
(ロッド) スラム・UTR-68
(リール) ヴァンキッシュ1000PGS
(ライン) クレハフロロリミテッド 2lb.
調査開始!
早速付け根側の外灯前からチェック開始。
アジは居るようです。
時折ライズが起きるしチラチラ姿も確認できます。
その割には全くバイト無し。
流れ藻が多くてやり辛いので移動、今度は先端側をチェックしてみます。
こちらは吹き曝しになって更に風が酷い。
魚は濃いみたいです。
アジ以外にシーバスらしきボイルも頻繁に発生します。
こちらも魚っ気ムンムンの割に全くバイトがありません。
悩んだ末お隣の港へ移動。
ここは風の影響も少なく天国なんですがなんせ魚が小さい。
アジは10センチに満たないサイズです。
あとはコレ、ピコはんさん(id:pikohan3 )の好きなやつ。
う~ん…釣れても豆アジじゃあな。
悩んだ末先程の漁港でリベンジすることに決めました。
あっちの方がナンボかサイズもマシだったし、なにより居るのに釣りきらないってのか気にくわね~
リベンジ!
戻ってきました~!
付け根側をチェックするも先程よりもゴミが増えててノックアウト!
先端側は先程より風強くなってます(汗)
この時期は川筋と港内で型の良いアジが狙えるこのポイントですがこの風では不可能ですな。
仕方ないのでテトラの入った表側を狙うことに。
こちら側は堤防が風を遮ってくれるのでなんとか釣りになりそうです。
荷物が飛びそうなのでテトラの上に置いて作戦を練っているところ。
仕掛けはとにかく軽く小さくで狙います。
追い風なので飛ぶには飛びますが、風で滑って仕掛けが馴染みません。
キャスト位置を変えたりカウントダウンを変えたり、アクションを変えたり…。
ファーストヒット!
思考錯誤の末やっと一匹目ゲット!
19センチ。
このサイズなら十分お刺身とれるのでキープです♪
10センチに満たない豆で終わることも多いですからね。
素直に嬉しい。
なにより答えに繋がる貴重な一匹です。
キャストを繰り返すうちにだんだん分かってきました。
・ 海面直下
・ 咥えてもすぐに放す
・ 群れで移動している
・ リグは軽く小さく
・ リトリーブスピードは自然に
それほど多くない群れで港内を移動していて。
回遊してきたタイミングで都合よくルアーが目の前にあると一瞬口を使うみたいです。
そして速攻で吐き出す(笑)
また風に押されてたまった小魚かエビか…小さなベイトを捕食しているのかフィッシュライクなルアーにしか反応しない。
ヒットしたのはレインのチビキャロスワンプだけでした。
何故だか"お気にいり"のエコギアのアジマストはノーバイトでした。
もしかするとケイムラが逆効果だったのかもしれません。
表層引きの釣りですが風で流すと全然ダメみたいでしたね。
キチンと海面にラインを置いて一定の速度で巻かないと。
風の影響でリグの移動速度が不規則に変化するのを嫌っていたんじゃないかと想像します。
後の考察ではこんな感じですが、とにかくシビアな釣りで答え探しが本当に楽しかったです。
ついつい時間を忘れて3時間も同じテトラの上で釣りしてましたよ(笑)
まとめ
これは私の怠慢ですが。
アジゴと分かっていてもやっぱりネットは必携ですね。
ポロリ連発で結果10匹のお持ち帰り。
でもお造りにするにはコレくらいの(20センチ前後)アジが丁度良い。
釣れたアジは強風の中ちゃんと血抜きして海水氷で保管して帰りました。
自分なりに鮮度管理はバッチリのつもりですが…ちょっと脂のノリが足りないかな。
でも真夏のアジにしては臭みもなくて美味しかったです。
7~8月というと豆アジが中心で、極限られたエリアで稀に少しだけ型の良いアジがポツリポツリというのが例年のパターンですが、先の関門の中アジといい今回の釣りといい…。
ちょっと例年とは状況が異なるのかなと感じています。
今回は天候もさることながら居るのに食わないというシビアな釣りでとても楽しかったです。
こんな時だからこそ感度の良いロッド、リール、ラインが本領を発揮するんですね。
今後もどんな風に状況が変化していくか楽しみなところ。
引き続き調査していきますので楽しみにしていて下さい!
ではまた~!