オキムです!
6月22日(金)久々にゴムボート釣りに行って来ました!
結果から申しますとアタリ無し!の釣果無し!
今回これまで使ってきたジェイモの1馬力船外機に代わって、スズキの2馬力を買ったのでこちらを初下ろししたのですが…
いきなりのエンジントラブルに見舞われ、大変怖い思いをしたので状況を説明していこうと思います!
2馬力船外機初運転!
5月の連休前には入手していたんですが、中々準備が整わず1月半の期間を経てやっと今回の釣行で初下ろしです💦
今回買った船外機はスズキ製。
重量に関してジェイモの1馬力が5キロ強なのに対し14キロもあります。
他のトーハツやヤマハ、ホンダに比べればまだ軽い方らしいので慣れるより仕方ないのですが。
不安要素の一つだったのはボートの運搬。
14キロの船外機を設置したまま水際までボートが運搬できるかということなんですが…。
想像していた通りコレにはかなり苦戦しました💦
1馬力だと何の問題も無かったんですが2馬力を運ぶにはダイナキールホイール(ドーリー)の小さなタイヤが頼りなさすぎました。
車から海まで100mそこらの距離ですが船外機を設置した上で荷物を積み込み、引こうとするとダイナキールが曲がってタイヤが動きません。
仕方ないので船外機だけ別に運び、ボートを水際に浮かべた後から設置しました。
やっぱりドーリーはトランサムボードに設置する頑丈なヤツが良いですね。
こういうヤツ。
船体重量が重くなるのは悩みの種だけど、それを上回るメリットがはるかに大きいですね。
出航~
準備には1時間位かかったかな。
7時過ぎには無事出航。
買った当初販売店で一通りの扱い方は教えてもらったけど、その時はスロットルを引いても中々エンジンが掛からなくて。
コツを掴むまで少し時間がかかりますよ!って言われました。
今回一番心配だったそこは難なくクリアー♪
"カブル"っていうの?あんまり詳しくないけど、馴染めばかかるようになるって言われたけどその通りだった。
暖機も兼ねて低速運転で漁港の外へ。
良く見知った釣り場だけど沖から見た景色は凄く新鮮♪
それだけでも感動があります♪
万が一を考えて港を出てすぐの辺りでエンジンを掛けたり切ったり…異常がないかチェック。
扱いも慣れてきたんでボチボチ釣りしに行ってみるか!
1馬力が2馬力になってどの位差があるのか楽しみにしてたけど。
凄い速いって感じはしないけどトルクがあるっていうのかな。
風や波、潮に影響されずに着実に前へ進む感じ。
気が付けばあっという間にこんな遠くまで来てました。
2馬力だとどこまででも行けそうな気がしますね(^^)v
(その感覚が危険なんだろうけど)
釣り開始!
行動範囲が広がったのは良いけど、どこがポイントなのかサッパリ分からん。
魚探見ながら移動ばかりしてるけど『ココだ!』みたいな凄い反応って無いんだよね。
仕方ないから平均してここら辺がよく映ってたな!って所で釣りを開始。
今回はタイラバとジギングの2タックルに絞ります。
エンジンは掛けっ放しにして。
魚探に映る映像を確認しながらポイントを外れたなと思えば戻る…みたいな釣りをしてたんですけど。
エンジントラブル発生!
気が付くとエンジンの冷却水が回っていない事に気が付きました。
ホンダ製を除く多くの2馬力船外機は内部に海水を循環させることで冷却する構造になってます。
私のスズキ製もそうなんですが冷却水が循環しないとエンジンが焼け付き、動かなくなってしまうんですね。
とにかくすぐにエンジンをストップ。
海水の吸い込み口に海藻やビニール片などゴミがへバリついてる事が多いそうなので確認してみましたが有りません。
メカ的な故障だとまず対処できないのでゾッとしましたが、とにかく落ち着いてスマホで症状と原因を調べてみることに。
メンテナンスを怠ったことによる消耗部品の破損が多いようですが、新品購入の初下ろしなのでちょっと考えにくいかな。
すぐにコレじゃないか?っていうのを見つけました。
『配管内に塩の結晶が溜まりつまりつつあるのが原因』
『針金などを通して内部の塩を除去して下さい!』
針金なんて無いし、道具箱を漁ったけど代用できるものもありません。
出航した漁港は薄っすら見えるあそこ。
手漕ぎであんな所まで戻れるもんなのか!?
…幸い潮も風もたいして動いてないんでイケそうな気もする。
周囲を見渡しても他に船なんて居ないし。
まぁ漕ぐしかねーか(>_<)
時間もまだお昼だしなんとかなるだろ。
(夕方のトラブルだったらもっと焦ってたろうけど。)
無我夢中で1時間ほどボート漕いでたらやっと港の灯台が見えてきた!
もう大丈夫やろ!?
ちょっと安心したら、朝から水一滴口にしてない事に気がついた。
海上保安庁のお世話になる事態だけは免れたけど、帰ってからの船外機の処置が悩ましい。
ショップに持っていくか…はたまた自分で分解するか。
(あの二つ並ぶ岩のまだ向こう側)
しかしあんな所からよく手漕ぎで帰れたよな。
ボート漕ぎにもに自信ついたわ(*´Д`)
救世主現る!
灯台を回って浜に戻ろうとしていたら2艇のコムボートが居た。
ダメ元で声を気けてみる。
『スミマセ~ン!』
『初心者なんですけど、エンジンのトラブルちょっと見て貰えませんか?』
最初に声を掛けた方は自分も余り詳しくないとのことで、最寄りの修理やさんを紹介してくれて。
よくよく話を聞いてみるといつも見てる釣り動画のユーチューバーさんでした💦
『行くんだったら連絡しといてあげるよ!』って言ってくれたんですが、とりあえず自力で対処してみてからってことで連絡先だけ伺って…。
(Fさん!有難う御座いました!)
もう一方にも声を掛けると『良いよ。見てあげるよ!』ってことで!
しかも以前家族で簡単バーベキューに来たときお話した方でした!
あの時もっと色々お話聞いとけば良かったと常々思ってたんですがこんなにも早くにお会いできるとは…。
Wさん曰くやっぱり原因は塩ガミのようで…。
低速運転ばかりしてると溜まりやすいのだそうです。
確かにそんな運転だった…納得。
すぐに冷却水は回るようになりました。
しかもWさんのボートと一緒に洗っていただいたりして。
おしっこのようにシャー!と勢いよく出てるのが冷却水が循環している証拠。
溜まりかけてた塩が解けて流れ出てくれたんですね~
良かった!
片付けで忙しい中ボートのメンテナンスやタックル、ポイントのことなど色々教えていただき。
『困ったときはお互い様だから何かあったら連絡しなさい!』
『機会があればまたね!』
ってことで連絡先も交換して頂きました!
( Wさん!お世話になりました!)
まとめ
今回はホントアタリ一つ無く終わった釣りでしたが、トラブルから得られた経験値は凄く大きかったと思います。
情報誌やネットでも最初は経験者と同行してもらいなさい!って書いてあるけど周りにそんな人都合よく居るとは限らないし。
頼りになる釣り人に逢えたこと、情報交換出来たことはかけがえのない収穫だったと思います。
今回の失敗を生かして船外機の構造とか扱い方とかをもっと勉強しておこうと思いました。
あ!断っておきますが今回のトラブルは船外機の不良じゃないですよ~
使い方次第では誰にでも起きうる初歩的なトラブルみたいです。
私の勉強不足、準備不足から生じたトラブルです。
『船外機のマニュアル』
実はね。
何年も前に買ってたけど一度も読んだこと無かったんですよ。
改めて読んだら最低限必要な事はちゃんと書いてありました💦
何度も読み返して勉強していこうと思います。
今回は特別潮が動かない日で、お会いしたベテラン勢も苦戦したそうです。
オキム『潮の動く日だったら私危なかったですかね?』
Wさん『かもね~!(笑)』
オキム 💦