オキムです!
メーカー推奨のカスタムですが、私のゴムボートにジョイクラフトの『ダイナキールホイール』を取り付けてみたので紹介いたします。
ダイナキールホイールとは
通常パワーボートと呼ばれる大きなエンジンマウント(トランサム)を備えたボートだと、運搬用のタイヤ(ランチングホイール)を設置することができます。
これは運搬を楽にする設備であり、また出発・帰着時に船底が擦れるのを防止するのにも大きく役立ちます。
私のボートを含めエンジンマウントが無い、もしくはマウントが小さなボートには設置できません。
そこでジョイクラフトさんが代わりになるものとして、別売りのアクセサリーで販売しているのが『ダイナキールホイール』です!
もともとジョイクラフトさんのボートには『直進性を上げるため』と『船底のスレ防止』の目的でダイナキールというパーツがついています。
このダイナキールを利用して運搬用のタイヤが付けられないかと考えられたのが『ダイナキールホイール』です。
カタログで見た感じは頼りなさそうで、あまりアテにはしてなかったのですが。
届いて見るとこんなにしっかりした製品でしたよ!
2個でワンセット。
さっそく私のボートにも設置していきます!
ダイナキールホイール取付け
取付け方法はキールをホイールに挟みこんで金属ピンで固定。
(転がるとどこ行ったか分からなくなるので赤い紐結んでます。)
穴を通すときと抜く時は関節部をまっすぐにしてやります。
貫通すると先端部が折れて抜けなくなる構造です。
ホイールにはあらかじめピンを差し込む穴が開いているのですが、ダイナキールの方には丁度いい位置に自分で穴を加工する必要があります。
ホイールをダイナキールの取付位置にはめ込んだら、両面からマジックで印をつけます。
いったんホイールを外して、目印を頼りに両面から穴を通していきます。
ボートに穴を開けないよう要注意!
径の小さなものから始めて段階的に大きな穴を開けていく方が穴のズレは少ないと思います。
4ミリ、6ミリ、8ミリと開けて、最終的に10ミリの穴を開けました。
ピンがすんなり通ることを確認します。
あまりキツキツだと現地で上手く通らなくて困ると思います。
ダイナキールにホイールを取り付けて、ピンがすんなり通ればOK!
私の場合あらかじめ開いていたホイール側の穴が小さく、ピンが引っかかって通り難かったので9ミリの穴を開け直しました。
ホイール側の穴を大きくしすぎるとピンが止まらなくなるので十分注意してください!
使用してみた感想
使用してみた感想ですが。
船出しした場所は玉砂利の浜でしたが、タイヤが砂利に埋まってしまってあまり移動の役に立ったという実感は無かったです。
ダイナキールだけよりはマシかなと思いますけど。
こういった地形だと、少し大きなタイヤの付いたランチングホイールを装備していても厳しいでしょうね。
地盤の固いスロープやアスファルトでの移動では効果を期待しています。
タイヤの分、船底が高くなったので擦れによるパンクの心配は少なくなりました。