アジのカゴ釣り・サビキ釣り カゴとマキエを考察する

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オキムです! 

先日仕事帰りに近場を調査に行くともうアジが釣れ始めてました。

あんまり調子よく釣れてたので、私も翌日チャレンジしてみたんですが思ったほど釣れなかったです(*´Д`)

 

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居る事には居るんですよ…。

私の釣り方がズレてるんでしょうね。

『サビキ釣り』は入門者向けといったイメージが強いですが決して侮れません!

 

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悔しかったので週末はサビキを買い足してきました( `ー´)ノ

 

釣れなかった原因は色々と考えられますが、一番の原因は仕掛けが『マキエの帯』から外れていたことだと考えます。

サビキ釣りはもちろん、マキエを使った釣り全般に言える事ですが、仕掛けをマキエの帯の中に置くことは基本中の基本です!

業界ではこれを『マキエと仕掛けが同調する』と言います。

初歩的なミスでしたが釣果を大きく左右するポイントなので、反省を含め今回その点について説明してみたいと思います。

 

マキエのこぼれ方

一番シンプルなドンブリカゴとサビキだけの仕掛けを例にマキエのこぼれ方を説明します。

慣れてくれば『こんなの当たり前!』と思うのですが、最初は中々イメージできないんですよね。

 

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潮がゆっくり右方向に流れていると仮定して。

① 投入した直後は仕掛けがマキエの帯の中にあります。

② やがてマキエは潮下へ流れ、その匂いに釣られて魚がやってきます。

 

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カゴを上下に振ってマキエをこぼしながらアタリを待ちます。

エサの匂いに釣られて潮を上ってくる魚と、潮下へ流れたマキエを追って去っていく魚に分かれます。

潮を上ってきた魚はやがて仕掛けに到達して、ヒットに結びつく可能性が出てきます♪

コレが理想的なパターン♪

 

先日私が失敗したケースは…

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いわゆる『エサ切れ』です(;^_^A

魚がサビキに到達する前にカゴのマキエが無くなった状態。

カゴのマキエが無くなると、マキエと共に魚は潮下へ去ってしまいます。

改めてマキエを詰め直し投入しても、また魚がカゴに到達するまでにマキエが切れれば同じ事ですね。

 

魚が仕掛けに到達するまで、網カゴに十分なマキエが残っていることが重要です。

先日はアタリがないなぁと回収する度、空の網カゴが帰ってきてました。

 

カゴにマキエが残らない原因

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①については釣り人側での対処は難しいですね。

②についてはマキエのこぼれる量をセーブできる網カゴに変更すべきだったと思います。また粘りのある集魚剤を混ぜ込むことでもマキエをセーブできますね。

(仕事終わりのちょこ釣りだったのでそこまでの準備が出来てませんでした。)

 

一般的な『ドンブリカゴ』は口が大きく開いている為、カゴが沈む際一度に多量のマキエがこぼれてしまいます。

 

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因みに『ドンブリカゴ』は網の目が小さいので、引き上げるときはマキエがほとんどこぼれません。

カゴを落とす際、網の目から入った海水がマキエを押し上げて上からドバっとこぼれる構造なんですね。

ドンブリカゴを使う際は引き上げるより落とす作業に気を配ると良いです!

 

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どんなカゴがオススメか?

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状況次第でマキエを制限し易い網カゴは無いものかと思ってましたが…。

週末釣具店でこんなの見つけましたよ!

蓋のついたドンブリカゴ。

これならマキエのこぼれる量もセーブできそうですね。

 

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他にはこんなのも。

蓋付きで更に上方の網目が細かくなってます。

こちらもカゴが沈む際、マキエが余計にこぼれるのを抑える作りになってます。

 

釣具店のカゴコーナーには似たようなカゴが沢山並んでいます。

手に取ってみるとそれぞれに工夫があり特徴があります。

カゴの選び方次第では周りの釣り人と釣果に大きな差がつくこともあります。

自分の釣りにどんなカゴが合うのかイメージし、希望に沿うカゴを探してみましょう。

『サビキ選び』と同様に『カゴ選び』も楽しい作業です!

 

集魚剤の効果

マキエのこぼれ方にはカゴの形状以外にマキエの『質』も大きく関係しています。

ここでは少しだけマキエについても説明しておこうと思います。

マキエにパン粉や集魚剤を混ぜると、アミエビより粒子が細かいので小さな編み目でもマキエがこぼれやすくなります!

またマキエの粒子が小さいほど潮に乗って広範囲の魚を集めますので『集魚効果』も期待できます。

アミエビ単体で使用するより『まとまり』も良くなって、カゴへの『持ち』も良くなるので状況次第で少し混ぜてみると良いでしょう。

あまり入れ過ぎてアミエビの割合が少なくなると魚の食いが悪くなる場合もあるので注意が必要です。

最初は少なめから試してみましょう!

 

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集魚剤によっては麦など粒の大きな素材が混ざったものがあります。

カゴの目が詰まってマキエの出が悪くなるので、粒の大きな素材が混じった集魚剤は避けるようにしましょう。

 

【集魚剤を混ぜる割合は?】

 最初はアミエビの水気を取る程度で少なめからスタートします。

潮の速さや水深に応じて増やしていくと良いでしょう。

潮が速く、水深が深いほどカゴにマキエが残らなくなりますから多めの集魚剤を混ぜ、場合によっては手で練り込むと更にエサもちは良くなります。

 

 

 

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まとめ

マキエで魚を寄せる釣りでは、マキエの使い方次第で釣果に大きく差が生じます。

出来る事なら周囲で釣果が上がっているのに自分だけ釣れないという状況は避けたいですよね。

常に周囲に気を配って、状況の変化に対応できるよう最低限のタックルやエサは準備しておきたいものです。

そのためにはなにより想像力を養うことが不可欠。

見えているものからスタートして、次は見えない海中の魚や仕掛けがどうなっているのかを想像してみて下さい。

次第に自分の釣りにどんな道具が必要か、効果的か見えてきます。

釣り具がイメージできたら釣具店で探したり、似通ったアイテムに手を加えオリジナルの釣り具を製作するものありですね!

それがまた釣りの面白さを拡張することにも繋がるはずです!

 

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市販のプラカゴはカッターで簡単に加工できます。

編み目を広げてマキエのこぼれる量を増やしたり…。

下のオモリを削って軽量化すれば、もっと小さなウキでも使えるようになりますしね。

『あと少しこうだと良いのだけれど…』と思う商品を見つけたら、あと少しの所は自分で加工できないか考えてみると選択肢も広がりますね!

 

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