オキムです!
1月27日~28日にかけて、藍島へアジング調査に行った記事の続きを紹介していきます!
調査開始!
市営渡船を降りて10分程歩いた沖堤防から調査開始です。
(グーグルマップより抜粋)
藍島には『本村』『大泊』『寄瀬浦』大小3つの漁港がありますが、今回の釣り場は市営渡船が発着する『本村港』
ここが一番大きな漁港でポイントも多く、待合室もあるので便利が良いです。
少し離れた二つの漁港や地磯周りなどまだまだ未開拓の釣り場が沢山あるので、慣れてきたら調査してみるのも良いでしょう!
船着き場からぐるっと回った防波堤のコーナー部から調査を開始します。
(赤線がルート)
状況が分からないので、手っ取り早く広範囲に探るため、最初は重ためのキャロ仕掛けからスタートすることにします。
【ロッド】 リアルクレセント 611JHSP
【リール】 10ステラ1000PGS
オキムちゃんシンカー約3g(笑)
ジグヘッドは気に入ったフックにガン玉を噛みつけて作った半自作。
このフックってまだ売ってるのかな…
すごく気に入って大量に買い込んだけど正解だった。
ガン玉は少し重めのG4。
今回ワームはコレしか使ってません。
エコギア・アジマスト 1.6~2インチ
実釣
丁度満潮からの下げの潮を釣ることになります。
下げ切ってしまうと浅くて釣りにならない場所もありますから、テキパキ調査していかないといけませんね。
まずは遠投して深いタナを探ってみましたが、全く反応がありませんでした。
キャストする位置やリトリーブするレンジ(深さ)を色々変えながら丹念に探る事数投目!
最初にヒットしたのは小型のメバル!
仕掛けを回収直前、足元のゴロタ場付近でのヒットでした。
その後もポツリポツリメバルが続きますが、アタリがあるのは浅いゴロタ場周辺ばかり…
サイズも15センチ前後。
アジは居ないのかな…と思ってましたが。
やっぱり居ました!アジ!
やはりこちらもゴロタ場周りでのヒット!
サイズは20センチといったところでしょうか。
一匹でも居ると分かると俄然ヤル気もでてきますよね。
アタリの有ったゴロタ場付近を集中して探ってみると、小型のメバルに混じって20センチ前後のアジがポツリポツリ釣れてきます。
メバル5匹に対しアジ1匹ってところでしょうか。
大きくてもこんなもんです。23センチ!?
沖の深場はダメでしたが、予想外に沖の浅場ではポツリポツリとアジが食ってきます。
残念ながら沖はこのサイズ(*´ω`)
15センチ前後と関門の豆アジと変わらない。
だんだん潮も下がってきて、浅いゴロタ場を重たいキャロで狙うのが億劫になってきました。
ここはやっぱりジグ単の出番でしょう!!
遠投する必要も無さそうですし。
【ロッド】 ティクト スラム UTR-68
【リール】 シマノ 16ヴァンキッシュ 1000PGS
ラインはフロロの1.5lb
0.8号のリーダーを50センチ結んで。
ジグヘッドは34 ザ・豆1.1g
ルアーはキャロと同じくアジマストの2インチ
相変わらずメバル混じりのアジですが、タックルがライトなので釣ってて数倍楽しいですヾ(*´∀`*)ノ
あと繊細な仕掛けの方が魚のスレ方も違うでしょうし。
ポイント移動
次第にアタリも少なくなってきたので、バケツ片手に堤防を探り歩いてみることにしました。
このポイントの状況はもう大体分かったから、他もちょっと探ってみたいじゃない!!
ここで『本村漁港』のポイントとそれぞれの釣り場の特徴を簡単に説明しておきます!
私はアジングメインなので、外灯のあるポイントを中心にピックアップしてみました。
エサ釣りだと灯りが無くても普通に釣れるのでポイントは無限と言っても過言ではありません。
実際全く灯りの無い地磯目当てに釣りに来てる常連さんも沢山いますからね。
Aポイント
今回最初にチェックしたのはAポイント。
・ 地磯が近い(地形が複雑)
・ 潮通しが良い(ベイトが多い)
・ 本拠地から近い
・ 外灯が明るい
・ 水深がある(3~5m程度)
色々な好条件が揃っていることから人気のポイントです。
コーナー部には少し沖までゴロタ石(基礎?)が転げているため、この周辺にメジナやクロダイ、メバル、アジなどが多くついているようです。
いつもどちらかの潮がゴロタ場に当たっているので、そこでボイルが発生しているような釣り場です。
エサ釣りの常連さんに言わせると、釣れるけどサイズが小さいそうです。
私もそれは感じています。
数は期待できませんが、サイズを狙うならB、C、D、Eのような薄暗いエリアをもったポイントの方が有望な気がします。
ビギナーを連れた釣りでしたら、サイズは?ですが、Aポイントがおススメです!
Bポイント
沖堤防の一番付け根側のポイントです。
コチラにも明るい外灯があります。
付け根は地磯になっており、右流れの時など明りの少ないコチラに良型のアジが溜まる傾向があるようです。
但し浅いのがネックで大潮の最干潮など1m程しか水深が無い時もあります。
今回途中からやってきたエサ釣りの常連さんも、ここで結構釣れたと喜んでました。
見落としがちな湾内側でも時には良型のアジが連発するので、チェックしてみて下さい。
Cポイント
コチラもAポイントと似たような地形をしており、アジの良く釣れるポイントです。
Aに比べると潮は沖を通すので、遠投ぎみの釣りがハマることが多いです。
足元のゴロタも結構沖まで散在しているので、最干潮時は根掛かりが連発するかもしれません。
そういった意味でも遠投できるタックルがあった方が良いですね。
A、C、また他のポイントにも言えることですが、今回のように著しく水温が下がった時や大時化の後など、漁港の外海が全くダメなケースもあります。
海が時化て波が被る場合もそうですね。
悪条件下ではアジもつき場を変えるので、コチラもそれに応じて幾つもポイントを知っておくことが釣果アップの秘訣です。
Dポイント
内向きに短い堤防が伸びています。
この短い堤防にも幾つか外灯が設置されており、これを探るわけですが。
明るくて水深が浅いため小型のアジやメバルが多いように思います。
足場も良くアングラーの入りも多いため、魚がスレているという事もあります。
軽いジグ単に小さなワームで外灯からなるべく離れて探るよう心掛けてみて下さい。
丹念に探ると、ポツリポツリですが良い型のアジが揃う事があります。
特に時化後など海のにごりがキツイときはチャンスです!
堤防先端側は水道になっており、ネチネチ探ると良型のアジが出ることもあります。
見落としがちなのが、付け根の外側です。
短い堤防に連なる外灯が外側にも薄っすら届くため、そこに良型のアジが溜まっていることも良くあります。
狙いのシェード位置がかなり遠いので、少し重めの仕掛けで攻める必要があります。
今回は明るい月夜がダメだったのか、それとも単に潮が悪かっただけか反応は無しでした。
Eポイント
堤防の先端にあたるので潮通しは抜群なんですが、外灯が無いため主にエサ釣りの方が釣ってることが多い。
私はやったことないですが、ルアーでもコチラで良型のアジが釣れたという話を聞きますので、状況が良い時はコチラもチェックしてみたいですね。
Fポイント
船着き場前です。
外灯も沢山あり浅いので、小メバルや豆アジが群れている姿をよく見かけるポイントです。
今回のように時化後や海が濁ったときなど、ココを中心に湾内の方が好釣果に恵まれることも少なくありません。
今回はA→C→Dと探り、20センチ前後のアジをポツリポツリ拾って回りましたが、
結果的に安定して釣果があったのはFを中心とした湾内の釣りでした。
濁りがあったことが釣果に繋がったのかもしれませんが、食いはとても渋かったですね。
タダ巻きの釣りでは全くアタリが無かったです。
今回最終的にはアクション後のフリーフォールが一番ヒット率が高かったです。
アタリはラインの動きですね。
止まったり走ったり…。
深夜1時半の最干潮を境に濁りが取れてきて、薄っすら状況が目視で確認できるようになったのですが。
コレくらいの中アジが4,5匹の群れで回遊して、ルアーを見つけると一瞬だけ咥えるんですね。
そしてすぐに吐き出す。
吐き出したものをまた別のアジが咥える。
フリーな状態だとその時間が少しだけ長いみたいです。
タダ巻きの釣りやテンションフォールだと見向きもしないんですよね。
こんな釣りが間近で見られたのも大きな収穫でした!
本当はちょこまか色々手は尽くしたんですが、その辺の説明はまた別記事という事で(;^_^A
まとめ
ボーズ覚悟のプチ遠征でしたが、ポイント探り放題!
型は20~25センチクラスですが、こんなに釣れました~♪
昨年末より導入したUTR-68ですが、柔軟なロッドに極細ラインがバッチリはまりましたね~
『濁り』が大きなキーになった感もありますが、本当に濁りが無かったら食わなかったのかが気になるところです。
近いうちにスケスケで「こりゃ~食わんやろ( ゚Д゚)」みたいな日にもう一度検証しに行ってみたいですね!
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勿論お魚は帰ってすぐにお刺身にしました♪
やっぱり釣りたてのアジのお刺身は絶品ですね~!
残りはアジフライの準備してます!
ではまた!
おまけ
この寒いのに人懐っこい猫さんがべったりでした(;^_^A
あの猫さんにもまた会えるといいな~
猫『フン!空間を削り取り、引き寄せる!』
夜中は船の待合室で仮眠とりましたが、足とケツが寒くて寒くて…。
今年の寒さは一味も二味も違うんで防寒対策は入念にして釣りに行きましょうね!
特に島とか行ったらギブアップしたからって帰れませんからね(;^_^A