オキムです!
お盆休みもあっという間に終わりですね(惜)
お休みが続くと気が緩んで生活が不規則になります。
最近は近所のスーパーで出来合いの激安とんかつを見つけたので、毎日コレばっかり食べてます(嬉)
朝はとんかつでしょ、お昼はカツサンド、夕飯はかつ丼…。
どうでも良い個人的なネタはさて置いて…。
空振りが多い最近の釣行ですが、この時期ならではの手堅いターゲットを思い出したので早速釣りに行ってみました!
やっぱ夏はハゼ!
最近は釣り餌の値段が高騰してますね~。
前もこのネタ話しましたが、
20年くらい前(大学時代)だと青イソメ100グラムで450円(税込)だったのが、今だと900円(税別)。
おおかた倍ですよ(驚)
ちょっとハゼ釣り行く程度なら、一人50グラムで十分遊べます!
50グラムのエサを買う為だけに、釣り場と反対方向の釣具屋さんまで足を運ぶのも憂鬱なので、今回は思い切って『エサを掘る』ところから始める事にしました!
都合が良いことに、釣り場のすぐ傍にエサが掘れる場所があるのです!
…にしてもエサまで掘って釣りとは何年ぶりだろ!?…まだエサ掘れるかな。
まずはエサを掘ろう!
当日の潮。中潮で最干潮17時半。
釣り場(エサ掘り場)に到着したのは15時半、いつもの新門司エリア。
最干潮まで2時間ありますが、潮は随分引いてました。
(エサを掘るためには潮が引いてないといけません。いつでも掘れる訳じゃないのが難点です。)
狙いは堤防の付け根や壁際の砂や泥が堆積したところ。
いえいえ、特別な道具は必要ありません!
用意するのはエサの入れ物に掘り物、手拭きタオルくらいです。
あとは暑いので飲み物かな。
小さな牡蠣殻と泥が混じったエリアをアチコチ掘り返していると、……居ました!居ました!
日本の在来種 小ケブ(正式名:イシゴカイ)。
釣具屋さんで普通に売ってるヤツです。結構簡単に掘れますよ!
今回のハゼ釣りのメインのエサです。
あと本虫(正式名:イワムシ)も少し掘れました。
カレイやクロダイなど大型の魚を狙うのにおススメの高級エサですね。
100グラム2000円程度します。
実際の所ハゼは雑食性なので、口に入ればどんなもんでもいいんだろうけど…。
場合によっちゃ、カニやエビでも…。
小一時間の肉体労働で十分すぎるエサの確保に成功しました!
正直これはこれで面白くて、掘り過ぎた感もありますが…。
(200グラムはあるかな、絶対こんなに要らない…。)
( 虫エサ画像は小さくて見辛いと思いますがご容赦を…。見る人によってはグロ画像なんで…。モザイクかけると、一層エグイ気もするが…汗)
Let´s Go ハゼ釣り
無事エサも確保できたので、やっとこさハゼを釣りに行くことに!
っていっても すぐ側ですけど♪
車で移動すること20秒…。
17時、いつも遊んでるポイントに到着!
港内どこでも釣れると思うけど、底の状態がある程度把握できてる場所がいいよね。
岸壁基礎の石積はもちろん、切れロープや網、カゴ、タイヤなど…なにが沈んでるか分からないからね。
当たり前だけどまだまだ潮が引いてます(汗)
エサ掘りには都合が良かったが…。
ハゼが釣れるか心配になってきた(笑)
最満潮は23時半…。
手軽が売りの『ハゼ釣り』ですから、明るいうちには勝負をつけてお家に帰りたいです(泣)
出来れば晩御飯に間に合うようにね!
ハゼ釣りに用意したのはコチラ!
『先程掘ったエサ』
『小型クーラー』
『万能竿(魚心観・和歌浦270)』
『小型スピニングリール(ツインパワー2500)』
(ラインはPE0.8号)
あとは魚ばさみやタオルなど。
まだまだ暑いから、氷と飲み物は重要!
今回はご近所でのちょこっと釣りなので氷もちょこっとでOK!?
陽は傾いてきたけどまだまだ暑いなぁ。
エサやクーラーは日陰に置いとかないと。
ハゼ釣りに用意した『釣り小物』。
ハゼの仕掛け
竿&リールはいつもの魚心観270とツインパワー2500。
コウイカの時と同じ。
ハゼの仕掛けは各々お好みでいろんなバリエーションがあるでしょうけど…。
今回はミャク釣り仕掛けにしました!
( 中通しオモリ4号、ゴム管、サルカン)
針は流線の9号にハリス1.5号を40センチ結びます。
エサは勿論!掘りたての虫エサ!
頭から縫い差しにします。
『チョン掛け』でもOK!
頭の方にちょん!と針をかけるだけ。
ハゼ釣りスタート!
18時!ようやく釣りスタート!
いや~しかし、ここまで長かった。
エサもバッチリ掘れたし、今の所は計画通り!!
どこにいるかは分からないけど、根掛かりしなさそうなスポットを広範囲に探ってみます!
漁港中央部に向けて少し掛け下がってるみたいですね。底質は泥かな、砂かな。
沖はアタリが無いので手前の方を探ってみると…。
居た居た!
『カツカツッ!』と小気味良いアタリ!!
夕陽に透き通って綺麗やな~。
顔は巨人みたいやけど(汗)
大きさの割に良く引く。
10センチくらいかなぁ。
ここいらのハゼのレギュラーサイズ。
もっと大きなのも居るけど、これくらいのサイズが食べるには丁度良いです!
大きな個体になると傷があったり奇形だったり…、虫がついてたり。
( 長く生きてると何かしら問題を抱えるのは人間と一緒みたいです。)
調理の際、小骨の処理も面倒になるし。
更に同じポイントをチェックしてみると…。
居るね~!少しサイズアップ!
このコの方が顔ダチも良いような…(?)
更に追加!
こんな小さなヤツも居ますよ~! 5センチくらいかな。
こんなのが沢山居るんだろうけど中々ハリ掛かりしないみたいです。
折角なので「本虫」も試してみる。
…当然釣れます。
でもボリュームが有りすぎるせいか、食いは小ケブの方が圧倒的に良いようです。
そうこうしていると今までにない強烈な当たりが…!
上がってきたのは『小鯛』。
さすがにタイ系の魚は良く引くね。
更に『小鯛』。
小鯛が寄ってしまったのか、先程ハゼが釣れていたポイントはこればかり。
ちょっとポイントを変えて、岸壁の壁沿いを移動しながら探ってみます。
根掛かりが多いので穴釣りの要領ですね。
仕掛けを引きずるとあっという間に引っかかってしまいます。
こんな船と岸壁の隙間とか…。
釣れた~、これは大きい!18センチ!
まだまだ水深も浅くて日差しが強いからかな。日陰や壁際の方がアタリは多い。
ポイント変更が功を制してか、コンスタントにアタリが続いて…。
ほぼ入れ食い!!
19時、山間に陽も隠れ始めました。
まだまだアタリは続くけど薄暗くなってきたので納竿としました!
帰って調理の時間もあるしね!
最後にこんなん釣れましたよ。
クロダイの幼魚だろうけど、キビレじゃないよね…。
まとめ
今日の釣果。全部で20匹とちょっと。
家族3人で食べるには十分な量ですね。
大きなものはお腹を出して背開きに。
腹骨は残しても気になりません。(背骨が何とも言えない金色!?)
下ごしらえが終わったところ。
テキパキやればこの程度の量なら1時間かからず終わる。
母の希望で『天ぷら』と『から揚げ』を両方揚げてみました。
見てくれは悪いけど、とても味わい深い美味しい魚です!
( オキムとおんなじや! )
ハゼの季節を心待ちにしている釣り人が多いのも頷けますね。
小さなものはカラッと上げると頭や骨まで丸ごと行けちゃいます!
お盆を過ぎて、朝夕は少しずつ涼しくなってきました。
『ハゼ釣り』こちらでは11月初旬まで楽しめますので、子供さんやカップルでの釣りに如何ですか?
仕掛けも簡単で市販のハゼ仕掛けも沢山あるようです。
子供さんとの夏休みの思い出作りにも良いかもですね!
ハゼの釣り方も追々記事にまとめようと思ってますので、シーズンに間に合えば参考にしてみてください!
ではまた!