今回はエギングの【 エギ 】について解説していきます!
【エギング入門 ①】では、エギはこんなものというお話を簡単にしました。
今回は【良いエギとは?】、【エギの選び方】について私なりに解説していきたいと思います。
良いエギとは?
良いエギとは状態をイメージしやすいエギ、思い通りに動いてくれるエギだと私は考えます。
1mスライドさせたいのに30cmしか動かなかったり、高く跳ね上げたいのにダートしてみたり…。こういったエギは好ましくないですね。
確かにイレギュラーが売りのエギもありますが、優秀なエギは安定した動きのなかでほしいタイミングにイレギュラーな動きを発生させることができるのが凄いところです。
( いつもいつも不確定な動きをしているわけではありません。)
海底の障害物や足の高い藻をスレスレで交わしながらの釣りや、複雑な組み合わせのオリジナル・シャクリでカウントダウンが成立するのは、動きに再現性があるイメージしやすいエギだから出来ることです!
エギの特性を確認しよう!
エギは実釣に使う前、試しに目視できる範囲でしゃくったり、落としてみたりして、そのエギ固有の動きを把握してから使い始めるようにしましょう!
自分のシャクリでどの程度スライドするのか、引き抵抗がどの程度か、フォールスピードやテンションフォール時のフォール角度など。平を打った際のフラッシングや色の見え方も確認しておくといいでしょう。
要は使っているエギに関して、できる限り多くの情報を得ておくということです!
使い始めのエギはパーツに海水が浸透してないめ、動きが安定するまでに少し時間がかかります。
釣り途中もタイミングを見て、何度も動きを確認する癖をつけましょう。
エギの選び方
状況に応じたエギの選び方を簡単に説明します!
季節に応じたサイズ選択
通年を通して3.5寸(号)でOKよ!と言う釣り人もいますが、やはりシーズン(狙っているイカのサイズ)に応じてエギのサイズも変えた方が釣果は良いように思います。
春の産卵シーズン : 3.5~4 寸
秋の新子シーズン : 2.5~3.5寸
エギの沈降速度について
近年では同じエギの種類であっても、沈降速度の異なるエギを見かけるようになりました。
メーカー表示ではシャロー(遅)→ノーマル(普通)→ディープ(速)というものが多いです。
エリアによっては、水深だけでなく潮の速さによっても、エギを使い分ける事が必要になります。
選択の基準ですが簡単に言うと、底が取りづらいと思えばディープタイプを!もっとゆっくり落としたいと思えばシャロータイプを選択します!
コチラの「餌木猿・シャロー」では1m沈むのに4.4秒かかるということですね!
シチュエーションによってはロッドも変更する!
水深のあるエリア、潮の速いエリアでのエギングでは、それ相応のエギの他にそれを操るためのパワーを備えたロッドが必要になります。
参考までに
私の通うエリアは水深2~6m程度と浅く、潮も緩い釣り場がほとんどです。
なので、使っているエギもシャロータイプか、もしくはノーマルタイプをシャロー化したものがほとんどです。
どうしても早く沈めたい場合は、糸鉛を巻くことで対応できますので、今までの釣りでシャローモデルで困ったということはありません。
エギの色
どんな色のエギにするかは非常に迷うところです。これは経験の豊富なアングラーでも同じでしょう。
しかもエギには上布の色と下地テープの色の組み合わせで、更に多くのバリエーションがあります。
参考:私の色の選び方
上布は赤やピンクがメインです!
どちらかといえば下地テープのカラーを色々変えて対応しています。
朝・夕・夜間 : 夜光、ホログラム
マーブル
日中 : 赤、緑、マーブル
コウイカ類を狙う際はそれほど意識しませんが、アオリイカはエギをよく見てくるイメージがあります。
なので、明るさや潮の濁り具合によって、その時余りハッキリしない色を選択するようにしています。
その方がもっと近くで見てみよう!よく分からんがとりあえず触ってみよう!と思うからだと何かで読んだことがあります。
「何かあるけど、何だかよく分からない」を意識して色を選んでいます!
秋の新子シーズン
秋の新子シーズンは、通称コロッケサイズと呼ばれる胴長5~10センチほどのイカが数釣れるため、エギング入門者にはうってつけのシーズンです!
上達の早道は沢山のイカを釣る事だ!と以前書きましたが、秋の新子シーズンこそアクションやカラー等の経験値を蓄積する良い機会になります!
乱獲にならないよう、キャッチ&リリースに努めながら色んな釣りを試してみてください!
まとめ
近年メーカーから沢山のエギが販売されて、その違いも分かり辛くなりました…。
まずは実績のある、お気に入りエギのスペアを複数所有することをお勧めします!
思い出してみてください!
釣れない時、色んなエギを使ってみるけど、結局最後に投げてるのはいつものエギじゃないですか?
いつものエギをロストして、サブのエギしかない時って何か不安じゃないですか?
私はエギのローテーション凄く少ない方です!朝、昼で二回くらいかな。
あなたに信じられるエギが見つかったら、釣れない時エギを変えるより、まずはアクションやポイントを変えてみましょう!
エギの種類を絞って使いこなすことも釣果を伸ばすコツです!
以上、今回はエギについて私の思う所を殴り書きにした内容ですが、なんとなくイメージ伝わりましたか?
次回はエギングのシャクリについて説明していきます!ではまた!