オキムです!
前回の記事ではメタルジグとタイラバヘッドの下地処理を紹介しました。
ここから先はどんなルアーを作りたいかによって、千差万別、本当に沢山の方法があって迷うところです。
とりあえず私がやってる方法を紹介していこうと思います♬
まずはタイラバヘッド
断っておきますが、私はタイラバ経験がほぼゼロ。
最近2馬力ボートでやり始めて、つい先日40センチそこらの真鯛を初ゲットしたばかりです。
なもんで参考になるかどうかは分かりませんけど~
定番の赤・オレンジ系とゴールドの2種類のタイラバヘッドを作っていこうと思います。
下地(サフ)の上にラッカー塗料を刷毛塗り。
塗料はクレオスのMr.カラー ラフゴールド
刷毛塗りでも色ムラが少なく、意外と隠蔽力もあるようです。
Mr.カラーお手軽で良いですね♬
刷毛で何度もなぞると塗料が浮いてしまうので、透けて薄いなと思ったら時間を置いて2度塗り、3度塗りするようにします。
赤系はカースプレーを吹いてみました。
カースプレーの良い所はサンプルがウェブ上に沢山ある事です。
『マツダ用41V ソウルレッドプレミアムM』
『赤い車』で検索して、CXー5の赤がいいなぁと思って探したらこれでした!
小豆色にメタリックがかかったような濃い赤がお気に入りです。
カースプレーはお手軽ですが、吹き付け範囲が広いので塗料の無駄が多く、刷毛塗りに比べて割高になるのが欠点。
あと霧状に舞ってニオイがキツイので、室内での塗装は難有りです。
今日ちょっと気が付いたので報告します!
カースプレーは噴出量を抑え気味に吹くと泡?気泡?ができやすいみたいです。
勢いよく吹いてツヤが出たら(流れる手前で)止める。
吹きムラがあったり薄い箇所がある場合は、乾いてから2度吹き、3度吹きするのが綺麗に仕上げるコツみたいです。
気泡が上がって上手くいかない場合はもっと勢いよく吹いてみて下さい♬
僅かな塗料溜まりは乾けば気にならなくなるので、最初はあまり神経質にならずに、スプレー缶の癖やコツを掴むことに集中しましょう。
塗装を剥がす機会は多いので工業用のアセトンを一緒に準備しておくと便利です。
調べた感じ、アセトンは一部ホームセンターにも置いてありますし、通販だとモノタロウで購入するのが良さそうです。
10個吹いたけど気泡だらけになって塗装を全剥がし中!
また一からやり直しや~(*´ω`)
ホログラムシール
メタルジグは色付けせず、下地の上に直接ホログラムシールを貼る事にしました。
用意したホログラムシールはダイソーの『シールちよがみ』とアマゾンで仕入れた比較的安価なホログラムシール。
アマゾンのヤツは市販のルアーと比べても見劣りしないくらいギラギラです。
20センチ×30センチ、1枚が約500円。
(3枚入りは1300円)
私は最近このホログラムシールを気に入って使っています。
ダイソーの『シールちよがみ』も安い割に品質が良くて激オススメ!
金、銀、緑、桃、赤の五種類。
20センチ×20センチが2枚づつの計10枚で108円。
計算すると、ダイソーのホログラムのお値段はアマゾンの30分の1(笑)
最初は貼るのに失敗することも多いから、ダイソーの要らないカラーで練習すると良いと思います。
私は20枚(セット)くらい買ってます(笑)
結構人気商品らしく店頭に無いことが多いので、売り切れていたら個別注文しましょう。
使用感はそんなに違わないけど、気持ちアマゾンの方か薄くて伸びるから貼りやすい印象です。
アマゾンのホログラムシール♬
ダイソーのホログラムシール♬
どうです?全然良くないですか?
って言うかコレで良く無いですか?
ホログラムシールの出来栄えがルアーの出来栄えに直結してる感がありますよね。
綺麗にホログラムシールを貼るのはホント難しいです。
コレは私の主観ですが…。
上手くなれば(慣れれば)、どんなものにでも綺麗に貼れるということでは無いと思います。
形上無理なものは無理なんです(笑)
これはMcワークスのガタージグですが。
両サイドを極端に絞った形状のものは、一枚のホログラムシートで貼ろうとすると必ずどこかでシワができます。
そう言う場合は割り切って分割にするか、シワの寄らない範囲に限定して貼るかです。
全体にホログラムが貼れたら美しいですが、実際ホログラム無しでも釣れるときゃ釣れるそうなんで、綺麗に貼れる範囲だけ貼るってのも有りだと思います。
メーカーはどうしてるかって言うと、『熱転写ホログラム』と言ってシールじゃないんですよね。
アップリケみたいに熱で貼り付ける方式をとってるところが多いです。
導入は検討したいと思ってるんですが、特別な装置が必要なのでちょっとハードルが高いです(汗)
因みに現在、私は分割で貼ってます。
このルアーだと上・下・裏・表で4面ある形状なので、細長く切ったホログラムシールを4枚貼ってます。
端の部分や境目はよく切れるカッターナイフを沿わせるとキッチリ揃います。
外側は少しハミ出る位で切って、後で#400のペーパーヤスリで削ると綺麗になります♬
まさかペーパーヤスリで削れるとは思いませんでした。
(中々文章で説明するのも難しいんで、そのうち動画で紹介できたらなぁと思ってますが…。)
塗装したタイラバヘッドにもアクセントでホログラムシールを貼っていきます♬
シールを丸く切り抜くには『穴あけポンチ』が便利♬
意外と安くて、一本200円~400円程度で入手が可能です。
私は飛び飛びで3ミリから16ミリを買いました。
あると便利な『パンチマット』、塩ビ製。
パンチマットの上にホログラムシールを敷いて、ハンマーで叩けば綺麗な丸型に抜くことができます。
綺麗に抜くには多少コツが要ります。
サイズによって、コン!っと一発で抜けるものと、ポンチを傾けながら部分的に叩いた方が綺麗に抜けるものとがあります。
机の上だと大きな音が響くので、野外での作業をオススメします。
コンクリやアスファルトの上に木切れを置いて、その上で作業すると良いと思います。
打ち抜いたシールは工夫次第で様々なシチュエーションで活躍するので、サイズ違い、色違いで沢山作り置きしておくと良いと思います。
なるべく手の脂を付けたくないのと、シールが剥がしやすいので安価なピンセットを利用しています。
タイラバヘッドに貼り付けたところ♬
ワインレッドにゴールドのホログラムシールが映えますね。
メタルジグの目玉はどうしようかと悩んだんですが。
ポンチで打ち抜いたシールを半分に切って貼ることにしました。
こんな感じw
立体感のある目玉を付ければそれらしく見えると思いますが、アクションの妨げになりそうなので、私はこれでいいかなと思ってます。
(無きゃ無いで良いと思いますけど…)
私が買った工具の中で、お値段の割に一番活躍してるのはこの穴あけポンチかもしれません(笑)
アマゾンさんよりDCMオンラインてショップでまとめて注文するとお安いです!
まとめ!
以上、今回は塗装(1)ってことで、ホログラムシール貼りを紹介しました!
『ホログラムシール貼り』結構好きなんですよね~
鉛や下塗りで味気なかった素材が一気に『ルアー』って感じになってきます。
次回は最終行程?コーティングを紹介しようと思ってます!
っていうか、満足いく仕上がりになって無いので途中経過になりますけど。
ではまた~!