オキムです!
子供の頃は大人たちが『ホント今年は早かったわねー、あっという間だったわねー』と話すのを傍らで聞いて。
んなわけあるかい!?1年は1年だろう!?とか思ってましたが…。
実感しますねー
気分的には昨年の倍速で今年が終わっちゃった感じです(*´ω`*)
下関市六連島遠征!?
12月21日(土)
読者のノスタルジックルーキさんことTさんからお誘いを頂いて、下関沖に浮かぶ六連島へフカセ釣りに行って参りました!
藍島は当ブログでも何度か紹介しましたが。
藍島へ渡る際、経由する馬島の向いにあるのが六連島になります。
泳ぎの達者な方であれば泳いで渡れそうな程近い二つの島ですが、馬島は北九州市、六連島は下関市に属する島となります。
北九州に住む私が六連島へ行くとなると、一旦本州下関市へ渡り、そこから更に市営渡船を利用することになります。
以前から気になっていた釣り場ではありますが、詳しいアクセス方法も分からず釣行の機会もなかったので、今回のお誘いはとてもラッキーでした。
フカセ釣りなんて何年ぶりかなぁ。
仕舞い込んでいたタックルはちゃんと使えるのか?
と思っていたら、ロッドケースのジッパーが固着して動きませんでした(汗)
午前8時45分、関門トンネル手前の釣具屋さんで待ち合わせ。
行きがけに最寄りのお弁当やさんで弁当を購入しました。
のり弁当300円。
コンビニ弁当買うより安くつきますもんね。
前の日の夕飯もコレでしたけど~
予定通り待ち合わせ場所に到着すると、予想通りTさんは釣具屋の名物オヤジに捕まり、長々有り難いお話を頂戴していたそうで(^^)v
Tさん、今回はお世話になりま~す!
道が良くわかんないので、後ろ付いていきますねー(^^)v
関門トンネルを抜け、下関市へ。
ご存知ですか?
下関は『床屋』発祥の地だそうですよ?
ホントかいな…。
方向音痴の私はいつも迷子になるんだよなぁ、下関。
現地待ち合わせじゃなくて良かったよ(^_^;)
渡船場は下関駅からすぐのところ。
渡船場のすぐ裏手にはコインパーキングとコンビニがあるので助かりますね。
※コインパーキングへ続く通路は一方通行となっておりますので、進入口に注意して下さい(みどり線)
最寄りのコインパーキングは24時間で500円。
満車で止められない場合は少し離れた立体駐車場など利用することになると思います。
少し料金割高みたいです。
出航予定時刻まで時間あるのでTさんが周辺を案内してくれます。
こちらは待合所。
ムチャクチャ綺麗やんけー( ゚Д゚)
しかもコインロッカーまである。
渡船の時刻表はコチラ!
始発は6時25分。
帰りの便も17時10分、18時30分とゆっくり釣りを楽しむことができますね。
釣り人には嬉しい時刻設定です♬
詳しい情報は下関市港湾局のHPを参考にしてみて下さい!
待合室のすぐ向いが渡船場となっております。
出航時刻が近づくと狭いゲートを通って船へ向かい、乗船前に船の入口で切符を買うシステム。
大人往復で710円。
駐車料金500円と合わせて1210円。
滞在時間を考えれば六連島も悪くないですよね。
六連島到着!
20分ほどのクルージングで六連島に到着!
寒くなるとお客さんは少ないようで、10時45分便では私とTさんを含め釣り人は6名でした。
船を降りてすぐの待合所。
運休の日以外は常時解放されているみたいです。
広さは藍島の待合所の四分の一てところか。
ベンチシートがフラットなので仮眠はしやすそう。
Tさん曰く、狭いので釣り人が込み合う時期は場所取り合戦になるのだとか(汗)
やっぱり自前のテントなど準備してきた方が無難でしょうね。
六連島全体の見取り図。
魚港は一つだけなので、ここがメインの釣り場になると思われます。
地磯まで含めると、立ち入り禁止のタンクターミナルを除き、ぐるり島一周が釣り場と考えることもできますが…。
夜間の釣りだと外灯がある方が何かと便利ですよね。
そういった意味では藍島の方がポイントは豊富と言えます。
釣り開始!
夜間外灯が灯るのは左側の短い二本の堤防先端部だけらしいです。
アジングも良いそうですが、ポイントが少ないのが難点ですね。
水深は港内で3m前後、堤防だと5m前後あると思います。
Tさんは長い堤防の先端部へ、私は少し手前のへの字に曲がったエリアを釣り座に選択。
早速釣りの準備に取り掛かります。
17時10分便で帰る予定なので、片付けの時間を考えれば実質釣り時間は5時間てところですか。
マキエはアミエビ1角、オキアミ半角、集魚剤半袋、パン粉4キロ。
結果今回の釣りでは少し余る程度で、丁度良かったです。
ツケエはマキエの中から形の良いものを拾って使用しましたが、場合によって柔らかく使い辛いケースもあるので、別にツケエ用で販売されているものを持参しておいた方が安心ですね。
タックルを準備しつつも撒き餌を放ってみると、早くも下からなにやら魚の影が見えて来ましたよー( ゚Д゚)
船員さんの話だと数日前は型の良いアジが良く釣れていたそうで。
取り扱いに神経を遣わなくて良い2号の道糸をチョイス。
(長いこと巻き替えてないのでw)
グレスペシャルGチューン1-53。
古いロッドですが、シンプルなデザインとラインを扱いやすい適度な先調子がお気に入り。
最近の細身で飾りっ気の多いデザインが苦手なんですよね(汗)
ウキは足場が高いので、風の影響も考えて少し大き目のものを選びました。
管付きウキの0、ウキ止め無しのスルスルで使います。
ハリスはフロロカーボン1.5号を2ヒロ半。
魚のサイズを考えれば1.25号でも1号でも構わないんですが、ラインの張りを考えるとコレくらいで丁度良いかなと。
木っ端グレが多そうなので、早めに仕掛けが馴染むよう口ナマリを打ちました。
結果思ったより食いが渋くて、付けたり外したりしましたけど(汗)
ハリはクロマルチ6号他。
釣り開始30分。
マキエの周りには木っ端グレやスズメダイ、サヨリなど、小魚は結構見えています。
何度か流し直すもツケエが取られないので、そのままゆっくり下へ下へと探って行くと…。
張り気味の仕掛けを通して、穂先にコツコツを小さなアタリ。
小さくロッドを起こして合わせを入れると、小気味良い魚の引きが伝わってきます♬
本日最初のゲストは20センチを少し越える海タナゴ。
あれだけ時間を掛けて食わせたのに、上唇にチョン掛かり。
海タナゴは久しぶりに釣った気がします。
ルアー釣りにはあまり縁のない魚です。
『春を告げる魚』と言われていますが、ちょっと気の早い子なのかな(汗)
釣り開始1時間を過ぎて、ようやく少しツケエを取られるようになってきました。
マキエが効いてきたのか、それとも先客さんたちが釣りを止めたことで魚が回ってきたのか。
先程の海タナゴ同様、ウキには反応ありませんが仕掛けを張り気味に流していると穂先にコツコツと反応が。
小さいですが、今回本命のメジナをゲット♬
25センチ。
たまに同様のアタリはあるけど、中々ハリ掛かりしません。
針サイズを金伊勢尼4号まで落として、ようやく小さなメジナを追加。
更にオキアミの頭側をムキ身にして、27センチのメジナを追加です。
良く引くなぁと思ったら、今度は大きなウマズラハギ(!?)
ホンカワハギでない事は分かるのですが、ウマってこんな青いヒレしてましたっけ?
もしや毒のあるカワハギじゃないやろなぁ…。
逃がそうかとも思ったけど、この子片側のヒレが病気か何かで無いみたいです。
…。
このまま生きて行くのも難儀やろうなぁ。
悩んだ末、大事にお持ち帰りすることにしました(汗)
仮に毒持ちだったとしても、ちょっとお腹壊すくらいで死にはせんだろうw
前回好調だったTさんもこの渋い状況には手を焼いているようで。
春を告げる魚ゲット(*´ω`)
ロックフィッシュやショアジグも試してみるけど、今回はダメみたい。
16時。
冷たい風が吹き始め、魚の当たりは少なくなりました。
魚の処置もあるのでここで早めの納竿。
結果23、25、27センチのメジナを3尾とウマズラハギ(多分!)をお持ち帰り♬
まとめ!
今回は近場の釣りという事もあり、試しにスカリ(活かし網)を使ってみたんですが大正解でした!
帰り間際に絞めて内臓を処置して持ち帰ったら、死後硬直することもなくプリプリのお刺身で一層美味しかったです。
カワハギも綺麗な真っ白の身で大変美味。
大きな肝に母も大喜び♬(私は苦手)
ちょっと不安でしたが、持ち帰って正解でしたね!
一番小さなメジナは塩焼きに♬
このくらいのサイズが火の通りも早くて、塩焼きには適しているように思います。
しっかり脂がのって、腹身はまるで油で揚げたかのようにサクサク~
久々のフカセ釣り。
長いブランクはありましたが、釣り場に立てば体はちゃんと覚えているものですね。
渋い魚をあの手この手で掛けていく楽しさを思い出しました。
Tさんはあまり釣れなくて申し訳ないと言ってましたが。
いえいえ、楽しい釣りでしたよー、ありがとうございます♬
お陰でまたフカセ釣りにハマりそうです(*^_^*)
またご一緒しましょう♬
Tさん翌日は山陰方面へアジングでリベンジに行き、尺アジを含め大漁だったそうですよ!
スゲー!
北九州近郊にも尺アジなんて居るんやー( ゚Д゚)