実釣レビュー
オキムです!
新規導入した『SRAM EXR-611S-Sis』、3月10~11日のアジング釣行で 色々試してみた結果をまとめたので報告致します!
重複する内容も多いと思いますが、良かったら覗いてみてください。
私個人の主観に依るところが大きいので、参考程度に考えて戴けたらなぁと思います!
絶好のテスト日和!
釣り場に着くと海は鏡の様…。風は無し、波も無し(≧▽≦)
絶好のテスト日和ですね。
黄丸印に明るい外灯があり、人気のポイントです。
今回は一番魚が濃いと思われるコーナー部から釣りを開始しました。
テトラもさほど大きく無く、釣りはしやすいです。
先に釣りを始めた同僚は堤防の内と外で15~20センチ程度の豆アジを入れ食ってます。
最初は広範囲に探りたいのでセオリー通りキャロリグを選択。
リールのラインはPEライン0.4号。
リーダー6lbを50cm結び、キャロシンカーは軽めの2.2gからスタート。
テストのために重さを色々交換してみたいので、今回は『オキムちゃんシンカー』はお休みですm(__)m
フックはキャロ用に準備したガン玉噛みつけの自作。
やっぱりフックの『カエシ』は潰しておいた方が良いですね。
手返しもそうだけど、リリースする魚へのダメージを考えるとサクッと外せた方が良いですもんね。
忘れてていつも現場で気が付くんだよなぁ。
ロッドの有効ウェイトは0.4~5g
なかなか張りの強いロッドです。
グリップが少し太めなので余計にそう感じるのかも…。
2.2gと軽めなシンカーでもしっかりと重さを感じてキャストできました。
私はもの凄くキャストが下手で、パツン系のショートロッドだとキャスト不可な人だけどコイツは大丈夫でした(;^_^A
6.11ft(211cm)という長さのせいもあるのかな、しっかり胴に乗って投げやすいです。
『モゾアタリ』もちゃんと感じ取ることができます。
「…うん?今、何か…。」
ビシッ!
「ほら!やっぱり!」
みたいな。
あと感心したのは、ロッドにかかるテンション(負荷)で潮の状態を感知出来ること。
『ここは潮目だ』とか『潮下(潮上)に向かって釣りをしてる』とか…。
同じ仕掛けをキャストして、キャスト位置によって巻き上げるときの重さが違うんですね。
暗闇だと目視でラインが確認できないので、ロッドを通してリグ(仕掛け)の状態が把握出来ることは大きなアドバンテージになります。
ベタ凪&無風状態の当日は2.2gのシンカーでも十分広範囲に調査することができました。
ハイ!
ご存知の通り豆アジのオンパレードです。
(;^_^A
場所移動!
お土産の確保は同僚のO君に任せるとして…。
せっかくなのでガラ空きのポイントをラン&ガン♪
移動してきたのは堤防付け根の浅いポイント。
右手は地磯になっており、もうボチボチ背の高い海藻が茂り始めています。
先程まで竿を振っていたコーナー部の外灯が向こう側に見えますね。
正面より風が吹き始めて、2.2gのキャロシンカーでは流されて仕掛けがテトラに絡みそうになります。
試しにシンカーを4.0gに交換。
風には流されにくくなりましたが、そのぶん深く入り過ぎてしまいます。
ロッドを高く上げて浅め浅めにリトリーブ!
手前まで巻いてきたらテトラを交わしながら、泡溜りの中を探っていきます。
ここで少し長めのこのロッドが役立ちますね!
最近流行りのショートロッド(~6ft)とテスト中の611。
長さにして30センチ程の差ですが、障害物を回避しながらの釣りでは大きな差が生じます。
キャスト位置が同じでもリトリーブコースは大きく違ってきます。
風に押されて表層のプランクトンが手前に溜まる今回のようなシチュエーションでは、障害物の際をキッチリ探ることが出来たことが釣果アップに繋がりました。
「ガツン!」
食ってきたのは25センチクラスの良型メバル。
ロッドに張りがあるので手元に伝わる引きがもの凄い!
楽しぃ~!
走り回らないのでメバルというのは分かってたんですがね。
このくらいならブリ上げは楽勝!
釣具屋さんで手に取った時の第一印象は、
『張りがあるのに凄く軽いけど強度は大丈夫!?』
実際使ってみると全く心配ないですね。
ロッドが強い分ハリスに負担がかかるので、そっちの方が心配です。
4.0gという重めのシンカーですが、振れるというだけじゃなくキチンとアクションさせる事ができます。
いや~このロッド良いです!
まだまだ余裕がある感じで、表示通り5.0gくらいは全然イケそうです。
ミニMキャロとの相性も良さそうですね。
お待ちかね♪ジグ単の時間!
キャロリグで広範囲に探った結果、どこも豆アジに変わりなさそうです。
どちらかと言えば、足元付近でのバイトが多かったような…。
テストする前からキャロとは相性良いだろうなぁとは思ってましたが…これは予想通り♪
次はお待ちかね! ジグ単との相性を調査します!
仕掛けをキャロからジグ単に変更するので、ラインもPEラインからフロロカーボンに変更。
10ステラ1000PGSのスプールだけフロロを巻いたものに入れ替えようと思いましたが、折角なので16バンキッシュとの相性も確認してみます!
ラインはフロロ1.5lb。
16バンキッシュはステラに比べて少し小さいので不釣り合いかとも思いましたが。
…悪くないですね(^^)v
まずは1.1gから。
潮が下がって水深2mも無いので重過ぎだと思いますが…。
テストはテストです…仕方ない。
ププッ
最初はこんなメバルから。
ごめんごめん…すぐにリリースしてあげるから。
1.1gは余裕です♪
思い通り動かせるしキャストもストレスなし♪
少しウェイトを落として0.9g。
前回好調だった湾内を調査します。
やっぱりココに溜まる傾向があるようですね。
表側より少しサイズが良い。アベレージは20~23センチ。
最大は25センチ。
最干潮で潮止まり、さらに狭いポイントをネチネチやるもんだから次第にスレてきて…。
一工夫しないとヒットに結びつかなくなってきました。
ここからがアジングの楽しい所!?
手持ちで一番軽い0.7gのジグヘッドを試してみます。
さすがにこのロッドじゃ厳しいかなと思ったけど全然平気でした。
ロッドの張りが強くてワームを吐き出すのが早い分、合わせも早いので結果ペナルティ0(ゼロ)って感じ。
ティップも適度にしなやかで、モゾアタリを目視で確認できる事も多い。
魚は居るには居るみたいだけど…。
当たってくるレンジ(タナ)が凄く狭い(;^_^A
感覚的には水深2m程の釣り場で、アジが反応するのはその半分1mの範囲。
アジより上で、尚且つ海面から50cm程下の層をキープしながらスローに巻いているとたま~に当たるというパターン。
アクションを入れるとレンジを外れるので、『レンジキープ優先でただ巻き』が正解だったようです。
多分…(;^_^A
一定のレンジをキープしながら巻くってのは結構難しい。
慣れないと無意識のうちに上へ上がってきちゃいますから。
最後は食い渋ったアジを絞りだすように数匹追加して納竿。
0.7gである事を忘れて、楽しく釣ってましたヾ(*´∀`*)ノ
う~む、なんちゅう懐の深いロッドじゃ…。
そうそう…このロッドって反発が強いせいか仕掛けが飛ぶ印象があります。
キャスト後の戻りが速いからでしょうね。
しなやかなロッドはどうしてもキャスト後の『ブレ』で放出中のラインを引っ張るので飛距離が落ちてしまいます。
これは想定外の収穫でした♪
結果は過去記事で報告した通り♪
飛びぬけて大きなサイズはありませんでしたが、美味しそうな23~25センチを沢山釣り上げることが出来ました!
実釣を終えて
汎用性の高い『JSR-65』をそのまま611に伸ばしたような良い竿です。
仕事帰りの釣りで1本だけ持って行くとしたら間違いなくコレですね。
お値段も3万円前後とミドルクラス、気負わずに持ち出せますし。
ちょっと困ったのは高価な特化型ロッドの出番が減ってしまう事です。
今後はより良型が望める大分遠征でもテストしてみたいと思ってますので、期待せずに待っててくださいな~
あ~ボチボチ『アオリイカ』のシーズン…。
たまにはのんびりコウイカ釣りに行きた~い。
…冷凍庫のストックも底を尽いたし。