オキムです!
今回は『釣りをやったことがない人』や『やってみたいと思ってる人』がどんな感じで釣りを始めたら良いかを簡単に説明してみようと思います。
釣り場で出逢った『格好イイ猫!』
釣りを始めるにあたって
釣りを始めようと考えた人がまず最初に悩むのは道具のこと、そして次に釣れなかったときの事でしょうか。
思うような釣果が得られなかったりトラブル続きだと、結局釣りが嫌になって釣りに行かなくなり、せっかく買った道具はお蔵入りになってしまうかもしれません。
ではどうすれば上手く『釣り』と付き合っていけるのか…、長く楽しめるのか。
釣れている魚をチェックする
日本全国、地域によって釣れる魚やそれに適したシーズンはまちまちです。
まずは釣りに行こうと思うエリアでどんな魚が釣れるのか情報を収集することから始めてみましょう!
ドライブや仕事帰り、ちょっとした用事のついでに少しだけ遠回りして…。
釣具店や雑誌、情報サイトでの情報収集も良いですが、新鮮で正確な情報はやっぱり現場での収集には敵いません。
『こんにちは~何か釣れますか~?』
釣り人を見つけたら挨拶して、最近の状況など伺ってみると良いでしょう。
釣れている魚種や時間帯、サイズ、仕掛けなど…冷たい対応の方も居ますが丁寧に教えてくれる釣り人も多いですよ。
基本的に釣り人は寂しがりやで、おしゃべりで、自慢したがりです(;^_^A
足を運んで顔見知りになれば、詳しい仕掛けやもっと他の釣り場の情報なんかも手に入ります。
顔見知りになっておけば後々釣りに来た時、仕掛けのアドバイスや困った際には助けてくれる事も多いので心強いですね。
釣り場に足を運ぶのは情報収集はモチロンのこと、常連さんとコネクションを築く目的もあるのです!
現地で得た情報を持って釣具屋さんへ
情報集めで自分なりにターゲットが絞られたら、今度は軽い気持ちで釣具屋さんを覗いてみましょう!
因みに最初に選ぶターゲットは一年を通して、狙えるシーズンの長いもの、ほぼ決まったタイミングで回遊があるものがおススメです!
例えば沿岸部の釣り物だと、ハゼやアジ、サヨリ、キス、カワハギ …etc
例年は見かけないけど今年は珍しく釣れている!?みたいなコアなターゲットに照準を合わせてタックルを揃えてしまうと、次の出番が中々無いこともあり得ますからね。
(汎用性のある道具だとまだ良いのですけど…)
自分の集めた情報と釣具屋さんのからの情報とをすり合わせて、狙いのターゲットを決定したら釣るのに必要な道具やエサを購入します。
虫エサや冷凍エビ(アミエビ、オキアミ)など、容易に保存が出来ず傷む恐れのあるエサは釣行日が決まってから購入しましょう。
釣り場付近に釣具店があることも多いので、直前にそちらで購入しても良いですね。
アテにしていてお休みというのも困りますから、定休日や営業時間は事前にチェックしておきましょう。
釣果報告
時間に余裕があるとき、気が向いたらアドバイスをもらった釣具屋さんに釣果を報告に行ってみましょう!
『釣れた!』
『釣れなかった…』
いずれにせよそれはあなたにとって、また釣具屋さんにとっても大きな情報になります。
『だったら今度はこうしてみて♪』
親切な店員さんならばその結果をもとに、もっとあなたに合ったアドバイスを貰えるかもしれません。
残念ながら中にはマズイ対応の店員さんも居ます。
自分にとって相性の良い店員さんやお店を見つけることは、スキル向上の早道になりますし、道具について的確なアドバイスももらえるので無駄買いも少なくなります!
時間はかかりますが、色んなお店をチェックして相性の合うお店や店員さんを見つけるようにしましょう。
小さな個人経営の釣具店でも対応の良いお店は沢山ありますが、やはり最初は店舗数を抱えた大手釣具店の方が従業員の教育は行き届いているように感じます。
最初は大きくて店員さんの大勢いるお店を選んだ方が、気持ち良くお買い物できるかもしれません…。
釣りにこだわらない
釣りを長く楽しみ続ける上で私が大切と思うことは、『釣りにこだわらないこと』です。
釣りを始めて間もない頃は、潮や天候、釣りに適したシーズンも中々読めないものです。
釣りには来たものの大時化で、雨で、風で、釣りどころじゃない( ;∀;)
貴重な休日のイベントを釣り1本に絞るのは危険な発想です。
最初のうちはドライブや食事、写真撮影など、いくつかテーマをピックアップした中の1つに『釣り』も加えておくくらいが丁度良いと思います。
家族やカップルで釣りに訪れたとして、他の誰かが楽しめてないな、飽きてきたなと感じたら釣りは中止して、他のイベントに切り替える柔軟さも大事です。
楽しんだもん勝ち!
少し話は逸れますが…
人気の無い映画を見たある人が、あれは面白くなかった、お金と時間の無駄だったと酷評したのに対しての他の方のコメントでしたが。
『その映画の中から面白さをどれだけ見つけられるかはその人の力量によるのであって、あなたがその映画になんの面白みも見出せなかったのは、あなたにそのスキルが不足していただけだ。』
これは釣りにも当てはまる話だと思います。
釣りに行って釣果に恵まれなかったら、来なければ良かったと後悔する釣り人をたまに見かけますが。
与えられた環境と状況、限られた道具やお金、これらを使ってどれだけ楽しんで帰れるかはその人の力量次第です。
大きな魚をクーラー一杯釣ったけれど、周りの釣り人より釣れなかったんだと嘆く経験者と、小さいけど苦労して釣りあげた一尾の魚に感動する子供、どちらが『勝ち』かと問われたら私は子供!と答えます。
釣りの楽しみは『沢山大きな魚を釣る事』とは限りません。
人それぞれで楽しみの見つけ方と味わい方は異なります。
仮に釣れなくても珍しい鳥が見れたり、美味しいお弁当が食べられたり…どれだけ沢山の楽しいを見つけられるかそれもまた楽しみです。
『外で食べるオニギリは格別だね!』
『砂浜にこんな貝殻を見つけたよ!』
『この海岸線はどうしてこんな形なんだろう!?』
野外のコーヒーや読書、昼寝や散歩…釣り以外の釣りの楽しみ方を沢山見つけて、家族や友達にも教えてあげて下さい。
勿論釣り場を汚したり、魚を粗末にしたりといったマナー違反をしない範囲でですよ!
まとめ
釣り禁止の釣り場も増え、少ないポイントが大勢の釣り人でごった返すことも多くなりました。
釣り人皆に楽しめるだけの釣果があれば良いのですが、魚を手にできるのは僅かな釣り人だけ。
特に子供さんを連れたグループが釣果に恵まれずに撤収する姿はとても残念に思います。
魚を釣ることだけを目的に釣りに来ると空振りに終わることも多いので、是非色んな伏線を張って、『楽しい釣り!』が出来るよう頑張りましょう!
昨年末に生まれたセキセイインコの雛、もうこんなに大きくなりました。