オキムです!
今回は私が使っているアジング・シンカーの作り方を紹介しようと思います♪
グフグフ…『オキムちゃんシンカー』って(-.-)
今回記事で紹介するに当たってネーミングつけましたけど、至って普通のキャロシンカーです(;^_^A
オキムちゃんシンカー(笑)
ティクトさんのMキャロが流行ったときに真似して作り始めました。
Mキャロとの比較(左がMキャロ、右がオキムちゃんシンカー)
試作段階のオキムちゃんシンカー
そもそもこのキャロシンカーを作り始めたきっかけは、市販品が単純な形の割に高価だったこと。
これだったら自分でも作れるんじゃね?
最初は中通しオモリに絡み防止パイプを接着しただけのシンプルなものから始まり…
やがて糸鉛を巻く構造を思い付きました!
長さを変えれば重さも変わるので、簡単に色んな重さのシンカーを作ることができます。
必要な材料と道具
前置きが長くなりましたが(;^_^A
早速作り方を説明していきます!
材料はこの3つ。
『ナカジマ パイプキット 3ミリ』
『フレックスパイプ 0.6ミリ』
『糸鉛 1~2ミリ』
パイプキット3ミリ
材質はABSだと思いますが、ウキの中パイプなんかに使うものです。
仕掛けの絡み防止用パイプ
0.6ミリがおススメです。
絡み防止用のパイプはソフト素材のモノと2種類あるので、硬質のタイプを選んで下さい。
糸鉛(チューニングシンカー)
太さが色々ありますが、お好みのもので結構です。
私は1.5ミリを愛用。
大体パッケージに単位長さ当たりの重量が記載されてますので、作りたい重さに見合う長さ分だけカットして使用します。
お徳用サイズもありますので、沢山作る場合はコチラを購入してもOK
材料調達に釣具店に立ち寄りましたが、最近は工作用品を置かないお店も増えているようです。
昔はウキ用の塗料やソリッド材、発泡材など面白いものが沢山あったのですが…とても残念です。
最近は釣り具を自作する人って少ないのでしょうか…。
話は逸れましたが…(;^_^A
必要な道具はコチラ!
・ カッター(ハサミでも可)
・ 瞬間接着剤(液状の方が良い)
・ ものさし
・ (エポキシ樹脂製の接着剤)
・ (接着剤を混ぜるための紙と爪楊枝)
・ (マジック)
オキムちゃんシンカーの作り方!
1. 糸鉛を切る
シンカーが作りたい重さになるように糸鉛を切り分けます。
自分のロッドの許容ウエイトを参考にすると良いでしょう!
私のアジングロッドの許容ウエイトは3~7g程度なので、今回は2g~4gの『オキムちゃんシンカー』を作っていきます!
1.5ミリの鉛だと18センチで3.75gになるそうです。
キリが良いので15センチを切り出すことにします!
計算によると3.12g
丁度下敷き3マスが15センチでした。
カッターを使いましたが、糸鉛は爪で押しても簡単に切れます。
2.糸鉛を巻く
3ミリのパイプに糸鉛を巻いていきます!
巻き終わったら端に寄せて、カッターでカット!
軽く切れ目を入れれば手でポキンッと折れます。
ポイントは両端から2~3ミリパイプを残すことです!
3.フレックスパイプを取り付ける
同様に切断したフレックスパイプを先程の3ミリパイプに通します。
フレックスパイプは長すぎたら後からでもカットできますので、気持ち長めにしておくと良いでしょう。
(今回は7センチにカットしました。)
フレックスパイプ0.6ミリとパイプキット3ミリの組み合わせでなければ上手くハマらないと思います!
もしメーカーの仕様が変更になっていて、上手くいかない場合はスミマセンm(__)m
4.接着
『糸鉛』『3ミリパイプ』『フレックスパイプ』 がズレないように注意して、瞬間接着剤で固定します。
パイプとパイプの接合部。
糸鉛の上も軽く接着剤を通しておくと良いでしょう!
ティッシュで 余分な接着剤を拭き取ったらほぼ完成です!
ココから先は飾り付け作業ですから、コレで終わっても構いません。
5.肉盛り
釣りの最中、稀に接合部にラインが引っかかって絡む原因になるので。
接合部にエポキシ樹脂製の接着剤で肉盛りをしてやります。
今回使ったのはコニシボンドの『クイック30』
ホームセンターでも簡単に手に入る万能型接着剤です。
乾いても接着剤が痩せないのが良い所。
『30』というのは30分で硬化開始という意味で、クイック5だともっと早くに硬化が始まります。
沢山作る場合は、硬化開始時間が遅い方が都合が良いでしょうね。
今回はA剤、B剤等量混合なので、目分量でそれそれを同じ量混ぜ合わせます。
硬化不良の原因になるので全体をしっかり混ぜ合わせましょう!
ザッとですが、段差をなくすように肉盛りします!
それぞれのやり方で良いと思いますが、
今回は肉盛りしたシンカーを要らないラインに通し、釣り下げて乾燥させることにしました。
6.色付け
接着剤が乾燥してべた付かなくなったら、お好みで色を付けます!
キャロシンカーは消耗品なので余り手を掛けてもアレなんで…。
今回は市販のカラーペンで色付けしました!
色付けは釣り下げたままの方がやりやすいですよ!
インクが乾いたら完成です!
フレックスパイプは長すぎたら短く切り詰めます。
釣り場で様子を見ながらでもOK!
色を付けることで見やすくなって、巻き過ぎによる竿先破損のトラブルも防げます。
また重さによって色を変えると、区別しやすくなるかもしれませんね。
7.仕掛け
仕掛けの作り方はティクトさんのMキャロと同じです。
ジグ単より少し複雑で、これを何度も組み替えるのは面倒ですね。
状況がはっきりせず、どっちつかずの時はやっぱり『ジグ単用』『キャロ用』で2タックル欲しくなります。
まとめ
今回は私が気に入って使っている、オリジナル・キャロシンカーの作り方を紹介してみました。
説明が長くなって複雑な感じもしますが、簡単なので良かったらチャレンジしてみて下さい!
今後は利点や欠点なども追記していきたいと思いますので、チェックしてみて下さいね~!
ではまた!