オキムです!
今回はナイトゲームにおける、ルアーの色選びについてお話してみたいと思います。
「こういう考え方もあるんだぁ~」
程度に読んでもらえると助かります♪
アジング(メバリング)を始めたばかりの頃ってどんなルアーが良いのか分からず、雑誌やお店の広告に言われるがまま、アレやコレや沢山のルアーを買い込みますよね。
アジング(メバリング)ワームいっぱい♪
釣行回数が増えてくれば、お気に入りのメーカー、アイテムも絞られてきて…
『これだけあれば完璧や~!』と思ってると、○○年の新色とかご当地限定カラーとかドカッドカッと出てまた買い込むわけです…(;^_^A
釣りを覚えたての頃は道具が増えていくことも楽しみの一つでもありますし、まあ良いと思いますけどね!
人目線でなく魚目線で♪
恐らく経験値が増えてくれば当たり前になってくることですが…
釣り人目線でなく、いつも魚目線でルアーを選ぶ癖をつけることが大切!
ルアーの色選びも同じです。
以前、釣具屋さんの店長に言われたことが、今でもルアー選びの柱になっています。
オキム
「どんな色のワームが釣れますか!?」
店長
「色っていうかね…光の透過具合で選ぶんよ。下から見たら同じに見えてる物も多いと思うよ!」
オキム
「Σ(゚д゚lll)ガーン そうとは知らず、今まで同じようなワームを一杯買いあさってたんか…。」
コレが魚より先に釣り人が釣れるっていうヤツです(;^_^A
それ以来、よくワームを下から覗いて見てたっけ。
クリアー系のルアーを基準に考える
一番分かりやすいのは、まずクリアー系のルアーを基準にすること。
釣り場の灯りの強さや魚の活性、水深に応じて色や効果を足していく要領です。
例えば時化や大雨の後では海が白濁して、クリアーや白っぽいルアーが認識されにくくなります。
濁りの程度によって少し黒く濁った色を選ぶと良いですよ。
また水深が深くて、外灯の光が届きにくい状況では膨張色の白がおススメです。
クリアーをベースに段階を追って透過率を変えていくようにカラーを揃えていくと、様々な海の状況に対応できると思います。
クリアーをベースに少しずつ色の付いたルアーを比較してみました!
魚目線で見るとこんな感じかな。
光源の位置による差もでてると思いますが、クリアーってこんなにも目立つカラーなんですね。
グリッター(ラメ)の意味
メーカーによって呼び方は違うと思いますが、
私はこういうのをグリッターって呼んでます。まぁ、ラメですね。
キラキラ光る粉が混ぜ込んであります。
こちらははティンセル。
よくサビキ仕掛けにも使われています。
キラキラ光る細かい糸が混ぜ込んであります。
色とは別に、グリッターやティンセルが混ぜ込んであるルアーも多いです。
これってどんな効果があるんだろう。
私個人の見解っていうか、こんな時に使ってるって話だけど…
明るい外灯下でアジングしてると、たまに出くわすシチュエーション。
5ミリにも満たない稚魚の集合体を捕食してる時があります。
この1匹をワーム1つで表現するのは困難ですよね。
グリッター入りのルアーだとその小さな煌めきが、稚魚の一匹一匹に見えてるんじゃないかなと思ってます。
時には小イワシの鱗の乱反射に見えたり。
結果的に真っクリアーよりもグリッターやティンセルなど光物が入ってる方が効果的かなと思ってます。
但し、多すぎるグリッターは光の透過度を下げてしまうので注意が必要です。
グリッターのサイズや量も様々なので、色々なものを試してみると良いですね!
夜光(グロー)
ルアーには蓄光効果があるものもあります。
光を吸収して一定時間発光するというものです。
一般的には夜光(グロー)カラーと呼ばれていますが、魚に対してどの程度効果があるかは釣り人によっても意見の分かれるところ。
イカ釣りのエギでも下地に夜光効果が利用されたものを最近よく見かけます。
私個人の見解としては効果があるかどうかは別として、魚には認識されているという風に考えています。
メバリング・アジングで各メーカーからこぞって色々なワームが発売されていた時分、夜光(グロー)カラーも良く見受けられましたが。
出始めの頃は凄く光るものが多かったです。
メーカー側も良く光ることを売り文句にしてましたからね。
どのくらい光るかというと、記憶だと20m先の暗闇からルアーが戻ってくるのが分かるくらい光ってました(;^_^A
さぞ魚にも発見されるだろう♪釣れるだろう♪と思ってましたが、釣れても1~2匹。
すぐにスレてカスリもしなくなるという苦い経験が多かったです。
まぁ…度を過ぎれば何事も良くないということでしょう。
メーカーも研究して最近の夜光(グロー)系ルアーは程よい発光になってるように思います。
あと意外に効果的なのが、光ってるかどうか良く分からない朝・夕の時間帯での使用ですね。
エギングでも日中の明るい時間帯に夜光(グロー)系のエギにアタリが集中することも珍しくありません。
こればかりは私も良く分からないところです…。
UV(紫外線)発光
夜光(グロー)と似たもので、近年見かけるのが、UV(紫外線)発光を取り入れた製品。
夜光(グロー)の光は暗闇で見ると一目瞭然ですが、紫外線発光はUVライトを利用しないと普段我々人間の目には見えません。
紫外線発光するルアーにUVライトを照射してみました♪
だいたいこのようにブルーに輝くことが多いです。
魚にもこんな風に見えているかどうかは分かりませんが。
生き物の中には紫外線を受けて発光するものも居るようなので、効果があるのかもしれません。
紫外線は太陽や外灯の光などに含まれる特定の波長の光線だそうで、真っ暗闇ではほとんど存在しないそうです。
明りのない釣り場では効果が無い!?という意見もあります、実際はどうなんでしょう。
星明りにも含まれているぞ!って言う方もいらっしゃいますし…
一般的に紫外線発光の製品が効果的と言われているのは朝・夕マズメだそうです。
紫外線が多いとされる時間帯ですね。
魚にとっても一番活性が上がる時間なので、なんとも判断しがたい気もしますが…。
経験上、夜光(グロー)製品と同様に度を過ぎれば逆効果だと思ってます。
どの程度が丁度良いかはアングラー毎見解も違うでしょうから、色んな製品を試して自分に合うものを見つけていくしかないでしょう。
最近だとエコギア・アジマストのUVカラーは悪くない気がしてます…。
良かったら試してみて下さい♪
マイ・ラッキーカラー♪
シチュエーション毎、理論的にルアー管理はできてるつもりだけど。
長年釣りやってると理屈は合わないけど、なんかコレ釣れるんだよね…
みたいなカラーの一つや二つは出てきます(;^_^A
私にとってはオレンジかなぁ。
バス・フィッシングする人だとチャートとかパンプキンとか好きな人多いですね。
こればかりは相性っていうかもうラッキー・カラーとしか言いようがないです。
まとめ
ルアーの色選びって言うより、雑談みたいな感じで終わっちゃっいました…
ワームは一緒にすると化学反応で溶けてしまうものもあるから、種類ごと別々のケースで管理するのが一般的です。
色んなワームを試してみたいのは山々ですが、ケースを沢山持ち歩かないといけなくなりますね(;^_^A
荷物をコンパクトにまとめるとなると、結果的に種類を限定してカラーとサイズでまとめることになると思います!
そうは言っても、絞り切れないうちは仕切りケースを沢山持ち歩くことになるんだろうけどね。私もそうでした(;^_^A
長々とお話してきましたが、おススメの色を紹介するというよりは、色の見方を紹介した感じですかね。
今回記事を書く上で資料を作ったんですが、私自身気が付かなかった発見が沢山ありました。
またその辺も改めて紹介していきたいと思いますので宜しくね♪
( 例えば夜光と思ってたルアーがそうじゃなかったり…、その逆も…)
ではまた~!