オキムです!
今回は寒さに負けず釣りに行くための防寒対策ついて紹介していきたいと思います!
防寒着以外の防寒対策
寒さ対策というとすぐに新しい防寒着の買い替えを検討してしまいますが、まずはその前に最低限やっておくべき防寒対策が出来ているかを確認してみましょう!
熱を逃がさない
初心者によくある失敗ですが。
着用している服装は十分暖かなものですが、頭(顔)、首回りや手首、足首、腰に対して無防備な方を多く見かけます。
これらの部位は血管が集中している場所で、冷やすと余計に寒く感じやすいのです。
今着ているものをもっと暖かいものに変えるのも大事ですが、その前にこれらの部位から熱を逃がしてないか考えてみましょう!
頭(顔)部はニット帽やフルフェイスマスク、顔までかかる大きめのネックウォーマーで露出部分が少なくなるよう心がけます。
イヤーパッド(耳当て)も効果的ですね。
ニット帽はニットだけのものより、風を通しにくい裏地のついた製品がおススメです。
大体はフリースとの二重構造ですがそれで充分だと思います!
私は顔全体を覆える目出し帽を愛用してます♪
『目出し帽』『フルフェイス・マスク』『バラクラバ』と呼ばれます。
寒さが厳しい日にはこの上から更にニット帽やネックウォーマーを重ねると防寒効果もバッチリ!
首回りへの対策は特に効果的!
ネックウォーマーがメジャーな対策でしょう。
ネックウォーマーもニット帽同様に風を通しにくいものを選びましょう。
丈の短いものは隙間ができて熱を逃がしやすいので、少し大きめ&長めがおススメ!
忘れてしまった場合はタオルを巻くだけでも全然違いますよ。
色々試してみましたが、やはり厚手のモフモフタイプが一番暖かいようです。
手首・足首も冷やさない方が良いですが、袖(裾)が大きく開いたウェアはそこから熱を逃がしてしまいます。
袖(裾)がギュッと絞れる構造のウェアであればその点も気に掛けるようにしてください。
手首はリストガードやグローブぐらいしか思いつきませんが、最近手首(足首)に巻き付けるカイロをホームセンターで見かけたので、コレは効果的かもしれませんね。
足首は厚手の靴下でガード、靴の中は靴下用のカイロがおススメです。
靴下は厚手のものを選んでおけば間違いありませんが、メーカー製の商品は形状やゴムの配置でタイトな造りになっており、ずり下がりにくいものもあります。
厚着した中、度々下がった靴下を直すのも案外ストレスになるものです。
また程よくホールドされるのか足場の悪い磯やテトラ帯での釣りでは足の疲れ方も違う気がしますね。
良かったら試してみて下さい!
首筋同様、腰も冷やすと余計に寒く感じるようです。
釣りに行くときは、なるべく動いても腰が出にくい胴部が長い服、股上の長いパンツを選ぶようにしましょう!
ツナギのような一体型のものやサロペット式のものだと尚良いでしょう。
(お尻の穴を補修した跡があります…汗)
体を冷やさない
せっかく温めた体を冷やさないように注意しましょう!
体を冷やす主な原因は汗です。
汗が乾くとき沢山の熱量を奪われてしまいます。
暑いと感じたら汗をかく前に服を脱ぐ、寒くなる前に服を着る習慣を身につけましょう!
とても面倒ですが…、私は釣りの状況を客観的に見直す良い機会と割り切って、こまめに着替えるようにしています。
空腹にしない
スポーツや登山をする方はよくご存じだと思います。
当たり前ですが、燃やす燃料がなければ暖かくはなりません。
寒いときほど活動するのに沢山のエネルギーを消費します。
ビスケットやバナナ、アンパン…手軽なもので良いので、こまめに食事をとるよう心掛けて下さい。
最近の水筒(ポット)は保温性も高いので、小型の水筒で暖かい飲み物を持ち込み、休憩の際に摂取すると効果大です。
『寒い』と『お腹へった』は案外近い関係にあると覚えておいてください!
カイロを有効に使う
これも当たり前と言われるでしょうけど。
『貼るカイロ』を貼ると、重ね着しているを服2枚くらい省くことができますので軽く、そして動きやすくなります。
ここに貼れば効果的!という場所がありますので紹介しておきます!
きったないイラストでスミマセン。
(あとから確認してみて自分でも爆笑でした…)
優先して貼るとよいのは、
・ 心臓の上
・ 両脇
・ 内腿
・ 首の後ろ
・ 腰
この合計7か所です。血管が集中する場所が主ですね。
余れば、首の前側や二の腕の外側なんかにも貼ると効果大です!
良かったら試してみて!
(注意!)
効率よく体を温めるということは、血流を良くし、血液を温めるという作業です。
心臓付近は特に効果的ですが、中には気分が悪くなるという方もおられます。
合わないと感じたらすぐに剥がすようにしてください。
暖を取るのにアルコールはNG!
昔から暖をとるにはコレだ!って言われてますけど、釣りに限ってはおススメできません!
幾つか理由はありますが。
酔うと冷静な判断が出来ず転落、転倒、落水など事故に繋がる危険があること。
またアルコールを摂取すると、酔いはじめは体温も上がって良いのですが、冷めだすとそれ以上に体温が下がる事です。(血管の収縮が原因らしいです。)
人は眠ってしまうと体温調整ができないので、寝ている間に体温が下がり凍死した…なんて事故も過去に何件も起きてます。
まとめ
今回は基礎的な防寒対策について紹介してみました。
あまりお金の掛からない対策ばかりです。
良かったら試してみてください!