オキムです!
今回は家で使ってる浴室暖房、正確には脱衣所のヒーターを紹介したいと思います。
『うちは家の何処にいても暖かいよ!』みたいな恵まれたご家庭は別として、お風呂の時や洗顔時、寒い~寒い~と、この時期がやってくることを憂鬱に思ってる人にはお勧めの暖房器具です!
浴室ヒーター・脱衣所ヒーター
私の家は2階建ての古い木造建築なんですが、暖房設備のある部屋と無い部屋で温度差が凄いです。
これからの時期、私の部屋なんか朝起きると5度とか平気であります。
ヒートショックと血管障害
これからの時期、特に心配なのが入浴時のヒートショックです。
皆さんは『ヒートショック』ってご存知ですか?
ヒートショックとは急激な温度変化によって、身体に何かしらダメージが生じる現象のことです。
主な症状は脳梗塞や心筋梗塞などで、家庭で亡くなる原因の4分の1がヒートショックだというデータもあるそうです。
ヒートショックについては詳しく書いたサイトがありましたので、気になる方はこちらを参考にしてみてください。
主な原因はヒートショックでないと思いますが、実際私の父は脳梗塞で倒れて、意識のないまま25年間病院に繋がれてます。
私はヒートショックの事を知ってから、「何かしら対処しなくっちゃ!」とずっと思ってました。
仕事の都合上、母が家に1人になるタイミングもありますし、あと昔の人って瘦せ我慢するんですよね。
寒くてもエアコンつけなかったり、体調悪くても病院行かなかったり…。
・ お風呂の時、寒い思いをしたくない!
・ ヒートショックを防止したい!
そういった理由から脱衣場に暖房設備を検討することにしたわけです。
幸い浴室には先のリフォームで浴室暖房が付いてましたので、今回は脱衣所の改善だけで済みました。
メディアでもヒートショックは話題になりましたので、色んなメーカーから浴室・脱衣場向けのヒーターはリリースされてますが、今回求められる条件は
・ 設置が容易であること
・ 安全であること
・ 操作が簡単なこと
・ お財布にやさしいこと
この中でも安全かつ操作が簡単なことをより重要視しました。
電気代についてはシーズンものなので多少は我慢するとして、
操作が簡単なものでなければ、母がひとりの時は使わないでしょうからそれでは意味がありません。
これらの条件を満たす商品を探した結果、選んだのはコチラ♪
高須産業『涼風暖房機 SDG-1200GS』
実は今年の2月に購入&設置してました。
3月には暖かくなって最近まで使ってませんでしたが、今年は12月頭からこの寒さです。
最近になってまた利用を開始しましたが、つくづく設置してて正解だったと思います。
機能
暖房
1200w、600wを選んで遠赤外線ヒーターで暖房。
涼風
クーラー機能はありませんが、
夏場など髪や体を乾かすのに風を出すことが出来ます。(強、弱)
タイマー
1時間、2時間、3時間、人感オートが選択できます。
人感オート
この人感オートが優れもので、暖房でも涼風でも、
人が居ないときは作動を停止、お風呂を上がると自動で起動してくれますので省エネです!
仮にスイッチを切り忘れても、暖房がつきっ放しになるということがありません!
このヒーターが優れているのは、スイッチを入れて即!暖かいというところです。
朝の忙しい時間ヒーターが暖かくなるまで待ってる余裕などありませんからね!
こんな使い方!
取説が分かりやすいので一部添付しておきます。
設置
うちの脱衣所は2m×1.2m程度しかなく、そこに洗面台と洗濯機が設置してあるので実質脱衣スペースといったら1.2m×1.2mくらい。
現在は浴室の真向いに設置しております。
最初は洗濯機の上側に設置していたのですが、遠いせいかあまり暖かくなかったのでコチラに移設しました!
こちらだとバッチリでした!
設置作業は至って簡単!
30分もあれば設置できるのではないでしょうか。
ただ設置場所が浴室周りですから見栄え良くしようと位置を迷ったり、配線の取り回しには少し時間がかかると思います。
壁掛けタイプなので、製品を支えられる強度のある壁面が必要となります。
製品は3.7キロと大きさの割には軽いです。
手で押してみて下地に材木があるか確認すると良いです。
ベコベコとたわむ場所は強度に欠けるので避けた方が良いですね。
また下地がコンクリなどネジが立たない建材の場合は専門家に任せた方がトラブルが無いと思います。
私の場合はそのままでも大丈夫そうでしたが、安全をみて上のように20ミリ厚程度の板を打ち付けました。
(天井付近と扉枠周りは太い下地が入っているようでしたので、それを橋渡しする形です)
ヒーターを設置予定の壁面に、取付ベースを付属のネジで固定。
(梱包時、取付ベースはヒーター本体にくっついてます)
あとは取付ベースにヒーター本体を掛けて下の固定ネジで固定するだけです!
コチラのネジででヒーター本体下の切り込み部(一つ上の画像参照)を固定するのですが、なかなかうまくハマらず苦労する方も居るかもしれません。
そんなときはネジ側の金具を少し上へ曲げてやるとハマりやすいみたいです。
私はハンマーでコンコンッとやりました(^^)v
上手くハマるとこんな感じです。
あとはしっかりネジを締め込みます!
ヒーターがベースについたら、あとは配線の取り回しです。
ヒーター裏側。
所々柱にスリットが入っているので、それを利用してケーブルを好みの位置に這わすことができます。
こんな具合。
出口にスリットが無い場合は丸ヤスリでゴシゴシ削ると良いです。
思ったより簡単に削れました。
業者さんには笑われそうですが、私はモールでこんな風に配線しました。
コーナー部品は面倒なので付けてません(笑)
【ここでちょっとしたアドバイス!】
モールには裏に両面テープが付いたものと無いものの二種類が売ってますが、ここは敢えてテープ無しをお勧めします。
両面テープは結構強力なので貼り直しの際クロスが剥がれてしまう危険があります。
私はモールを小さめのネジで固定。
ネジが細いとなかなかモールを貫通しないので、キリでもドリルでも良いので下穴は開けた方が良いです。
これなら外すのも簡単ですし、使わなくなった穴にはクロスと似た色のシリコン・コーキング材を埋めれば目立ちません。
ネジもそんなに力が掛かるところじゃないので、1m幅当たり2~3か所留めれば十分じゃないでしょうか。
仕様
コンセントケーブルは約2.5mということになってますが、配線の取り回しによってはもっと短くなることも考えられますので、コンセントの差し込み口までの距離には十分余裕をもっておいた方がよいです。
気にならなければ、足らない分は延長コードを利用すれば問題ないと思います。
レビュー
この製品はあらかじめヒーターを入れておいて、脱衣所を温めるという使い方には向かないと思います。
30分程前にヒーターを入れておきましたが、思ったほど暖かくはなりませんでした。
(家が隙間だらけということもありますが…)
やはり着替える前にスイッチを入れて直接体を温める使い方が良いと思います。
なので当然ヒーターが人間に近い方が効率はよくなります。
出来るだけ邪魔にならない範囲で低く近い位置に設置することをお勧めします。
ウチはちょっと低く設置しすぎたため、着替えるときたまに手が当たります。
火傷したりはありませんのでご安心を。
電気代もお風呂と朝の洗面時に使う程度なので、1200w(強)で使用してますが気になりません。
設定は『1200w+人感オート』
一応家族のうち、最後に利用した人がスイッチをオフにするようにしています。
人感オートは優秀ですが、たまに付きっぱなしになることもあるので、任せっきりよりは不要なときはスイッチをオフにした方が安心ですね!
まとめ
以上今年導入した浴室暖房(脱衣所ヒーター)の紹介でした。
エアコンまでは大げさだと思う方、設置スペースが狭くて困ってるという方いかがですか。
ではまた!