オキムです!
せっかくの三連休ですが、二日目も小物を狙って地元・北九州で釣りに臨みます。
先日のカワハギ同様に『季節の釣りモノ』ってヤツです。
ヒイラギ釣り!
コレが『ヒイラギ』だ!
釣りをしない人にとってはあまり馴染みの無い魚だと思います。
大きくても6~7センチって所かな。
釣り人でもあまりヒイラギを狙って釣りに行く人は少ないと思う。
(小さいし、ネバネバしてるからだと思う。)
私がコイツをターゲットに選んだのは…
・ 先日の釣りのエサが余ってた
・ ちょうど今がシーズン最盛期
・ 母にも釣れそうな簡単なターゲット
…こういった理由から。
新門司界隈は小学生の頃から家族全員で気軽に遊びに来る釣りスポットでしたが、30年経った今でもそれは変わらず。
つい最近まで『ヒイラギ』という名前さえ知らず、ハゼやサヨリ、キスなんかを釣りに来た際の外道で、ネバネバした『あまり嬉しくないヤツ』って記憶しかなかった。
2年前かな、わざわざ『ガガ』を狙って釣りに来る釣り人がいる事を知って、『これのどこが美味いんだろ!?』と興味を持つようになったのは。
注意してると案外スーパーの鮮魚コーナーでも見かけたり、釣り仲間の間でも話題になる事があったりした。
昨年の同時期、たまたま野菜を戴いた近所のおばちゃんと釣りの話になり、あちらの子供さん(同年代)も釣りに行くことを知ったが、家族揃って『ガガ』釣りが好きだという。
『へぇ~、ガガ…。私も釣りに行ってみようかな~♪』
ってな具合。
丁度釣りに行った先で漁師さんに調理方法も教わって、案外簡単だったこと、食べてみて美味しかったこと、短時間でもお手軽に遊べる事からこの時期の『ガガ(ヒイラギ)釣り』が新に『我が家 の釣りレパートリー』に加わったのだ♪
前置きが長くなりましたが(;^_^A
家を出たのは午前10時。
お昼をまたぐので、途中スーパーに寄ってお弁当でも買って行こ!ってことに。
コチラの鮮魚コーナーには『ヒイラギ(ガガ)』ありました。
10時半には釣り場到着。
この空模様、今にも降りだしそう…、っていうかスーパーでの買い物中はザーザー降ってた…。
夏はカニ釣りでお世話になったお馴染みの釣り場です。
今日も誰も居ませんね(;^_^A
私が釣りの準備中、一生懸命スナメリを探す母。
何が良いのか分からんが、どうしてもスナメリが見たいらしい。
この界隈には多いので珍しいこっちゃ無いが、現れると魚が散るので釣り人には嬉しくない珍客だ。
荒天のお陰か…不幸にも(!?)港には数頭のスナメリが入っているらしく、すぐ先で背中が見えては大きな波紋ができる。
母は大喜びだ…(;^_^A
…まぁ良いけど。
『ヒイラギ』は難しいターゲットじゃない。今回は4mのサビキ竿に4本針の胴付き仕掛けを自作する。
群れがやってくれば、中層でも釣れるので底だけを狙うより、縦に幅をとった仕掛けの方が有効だ。
但しサイズがサイズだけに針のサイズは小さめを選ぶこと!
メバル針だと5号くらいが丁度良い。
『通』はママカリサビキに、虫エサを付けて釣るそうだ。
コレが『ママカリサビキ』
おススメは5、6号。
私の熟成された『なんでもBOX』
大概のターゲットには対応できるよう色んな針や小物が揃っている…が整理はされていない(;^_^A
先日の釣りの残りの青イソメ。
ヒイラギ狙いなら50gもあれば十分だろう。
針と同様、クチが小さいのであまり太いものは好ましくない。
数投してアタリが無いので広範囲に探ってみたら、やっと小さなアタリ!
待望の『ヒイラギ』ゲット!
口がびよーん♪て伸びてるのわかる?
もうそろそろ終盤と思うけどハゼも釣れた♪
所々群れが溜まってるのか、良い所に仕掛けが入るとすぐにアタリがある。
そのうち活性が上がってきたのか、大きな群れがやってきたのか…。
ダブルヒット!
…なんていうんだ?…4匹ヒット…(;^_^A
とにかく入れ食いになってきた!
ハゼとヒイラギに混じってこんなんも釣れた。
多分『シログチ』の子供…このコはリリース。
当日の釣りの様子をチョコチョコっと動画にしてみました。
未編集で粗末な内容ですが、良かったら見てみてください!
お昼を回ってヒイラギだけで30匹くらいは釣れたかな。
そろそろ雲行きも怪しくなってきたので、雨が降りだす前にご飯にします♪
家から持参したカップ麺と途中で買ったお弁当。
お湯も家からポットに入れて持ってきました。
私も母もファミレスとかコンビニが苦手なので、どこへ行ってもこんなんばっかし食べてます。
でも野外で食べると、安いお弁当も美味しいよ♪
(こんな薄ら寒い日はカップ麺もね♪)
釣りも満喫できたし、お腹も満たされたのでここで釣りは終了。
漁師さんに教えてもらったヒイラギの調理法を紹介しますね!
ヒイラギの調理法
今回の釣果。
ヒイラギが約30?匹、ハゼが6匹。
まずはヒイラギの汚れを落とすために水洗い。
(鱗、内蔵はノンタッチ!!)
そのまま調理します!
軽くかき混ぜたらザルで水を切ります。
この作業を2~3回繰り返したら鍋に移します。
見てくださいこのヌメリ…、このヌメリがうま味なのであんまり洗いすぎては駄目だそうです。(漁師のオヤジ曰く)
あとは各ご家庭の味付けで、煮ていただければOK!
ウチは醤油、みりん、しょうが、砂糖、昆布だし少々。
正直言いますと今回はちょっと失敗しました。
いつも煮付ける要領で少しお水を差したのですが、思いのほか火の通りが早く、出来上がったときには煮すぎで身が崩れてしまいました(;^_^A
(身に火が通った段階だと煮汁が薄かったため、煮詰めたら身が崩れちゃいました…わかるかな?)
5分そこらで身に火が通るので煮汁の薄目過ぎには注意です。
いっちょあがり~。
内臓を処理してないので、身だけをお箸でつついて頂く要領ですね。
身離れは良いのでこんな風にお腹んとこだけ残す形になります♪
まとめ
今回は旬のローカル・フィッシング『ヒイラギ釣り』を紹介してみました。
調べてみると釣りものとしての人気は?ですが、案外美味しいって知ってる人は多いみたいです。
今回はお腹を出さない簡単な調理法を紹介しましたが、気になる人はいつも通りお腹を出して処理して構いません。
味の方は…、ウチは母には好評ですが私には?です。
個性的な風味があるので合わない人もいるかもしれません。
やっぱ酒の肴って感じかな。
今回の記事をキッカケに『ヒイラギ!』って聞いた時『あの魚か!?』って気が付いていただけたらそれで十分です。
連休最終日は日曜大工に奮闘しましたが、こっちも好きな人多いので近々紹介したいと思ってます!
ではまた!