『勝手に~・秋イカ 1』の続きです~
秋イカ・エギングのポイント
秋の新子狙いのエギングでは、春は見向きもしなかった釣り場がポイントになることがあります。
1m程度の浅い砂地にポツンとある小さなゴロタとか、小さな港湾の一番奥の船溜まりとか…。
『秋のイカは足で釣れ』です!
釣り人が集中する釣り場、夜間から場所取り組が居る釣り場は実績があるんだろうなと予想できます。
人の少ない平日や、まばらになる日中はチェックしたいポイントなので、気には留めておくと良いでしょう。まぁ~空いてたらやろうかな程度に。
『イカが目に見えて居ない場所以外は全部がポイントだ!』
本当はそんなノリなんですが、それも困るだろうから一応目安になる地形を書き出してみました!
・ 磯場
・ ゴロタ場
・ テトラ帯
・ 係留している船の下
・ ミオ筋(船の通り道)
ゴロタ場
磯場
テトラ帯
エサになる小魚やカニ、エビなどが多く、尚且つ天敵となる回遊魚が回ってきた際は隠れる場所があることが条件になります。
更に加えて、潮通しが良ければエサもイカもどんどん入れ替わりますので、釣果は上がりやすいと言えるでしょう!
釣り人が集中する釣り場というのは、こうした好条件がいくつも折り重なっているケースが多いです。
探してみればまだまだ穴場もありますので、アチコチ調べて回るのも秋イカエギングの楽しみの1つでしょう!
仮に秋イカは不発でも、アジや春イカ、キス、回遊魚、シーバスなど他の釣り物の好ポイントだったりすることも多いのでそれもまた収穫ですね。
秋のエギング・イカの釣り方
秋イカエギングで釣果を伸ばすコツは、『正確さ』 と『スピード』です!
スレてないイカを探してテンポよく移動を繰り返し、場合によっては根魚や回遊魚をチェックしながら…。
正確さ
気になる地形を見つけたら、地形の沖や両サイドをチェックします。
根掛かりしない程度にエギを沈めたら、遅めのハイピッチ・ショート・ジャーク(難しい表現かな?)で、ギリギリエギが目視できる水深までエギを浮かせてきます。
あまり速い動きだと諦めて追ってこないケースも多いので、長めのゆっくりしたシャクリの方が有効です!
また寄せるシャクリの間にたまにフォールを入れることで、追いつけずに離れてしまったイカがエギに追いつける時間を作ってやるようにしましょう!
エギの動きについて来れずにヒットに結びつかなこともあるので、必ず同じコースを2~3投はチェックして、反応が無ければ次のポイントへ移動となります。
同じ動作を再現できる正確さを身につけましょう!
スピード
春のイカも同様ですが、シャクリでイカを誘うにはその時々の丁度良いシャクリの速さを、なるべく早く見つける事が大事になってきます。
周りに釣り人が増えてくると、どうしても雑なシャクリになりがちですが、スレたイカほど速いシャクリには反応しない、遅いシャクリでは見切られるというケースが多いです。
サイトでイカの反応が確認できる場合は勿論ですが、イカの姿が見えない場合でもシャクリ速度を変えながらイカの反応の出方を観察するようにしましょう!
(イカが目視できない場合はラインの動きからアタリを判断します。)
ちょっとしたコツ
ポイントを迅速にチェックするためには、エギをなるべく早く落とすことが重要になります。
しかしエギが軽量なため、潮や風によっては流されて釣りづらいことが多いです。
エギサイズを上げるとイカの反応も悪くなりますし…。
そんな時は糸鉛を巻くのも一つの手です!
秋イカエギング用のエギだと1mmの糸鉛が使い易いですね。
爪で押さえると簡単に千切れますので。
巻き方は人それぞれです。
エギによってはシンカーに巻いたり。
私はエギの先端(ラインアイ)の付け根に巻く方法をお勧めします。
この位置だとフリーフォールではエギが下を向いて早く沈みますし、エギをゆっくり落としたい場合は少しラインを張り気味にすることで対処が可能です。
エギのフォールスピードが制御しやすいという事ですね!
また重心が頭寄りになるためしゃくった時のスライド幅も大きくなります。
糸鉛はなにかと便利ですので、エギングの際は持ち歩くようにしてください♪
まとめ
春イカと丸被り!?な内容ですが、これからの秋イカエギングを楽しむ上で少しでも参考になれば嬉しいです。
私は正直言って春イカより秋イカの方が好きです!
食べてもコッチの方が美味しんじゃない?
9月18日、丁度母を連れて山口県山陰方面にドライブに行って来ましたが、途中寄った釣具店でも『もう釣れてるよ!』って言ってましたよ。
このシーズンは気候も良いので、釣りだけで出かけるのは勿体ないですね!
お弁当食べたり、写真を撮ったり…。もちろん道中のお店で買い物を楽しんだり…。
良いシーズンは短いですから皆さんの楽しい釣りを見つけてください♪
では~!
そういえば帰りに立ち寄った漁港で20センチ前後のアジをワームで爆釣してるアングラーに会いました。
時計を見ると13時。
「こんな明るい時間でもアジ釣れるんですね?」と聞いたら、
「僕もビックリです!」って言ってました~。
やっぱり釣りって行ってみないと分からないですね~!