オキムです!
島遠征の続きを報告していきます!
やっとこさ、釣り開始~!
船着きの港から片道約20分の道のりをコロコロを引いて、釣り場近くの堤防までやって来た。
奥に見えるコンクリートの建造物の辺りが、今回ポイントとなる通称『将棋の駒』。
コロコロから下した荷物を、三往復して『駒』まで運びます。
そういえばモクモク煙が見えるのは、地元の漁師さんがゴミ焼きしてるからなんだけど…。
漁師さんの話じゃ、堤防内側でも先日大きなアジが沢山釣れてたそうで。
足を運んだ甲斐があった。これはイイこと聞いた!
地磯がパッとしなかったら、戻ってきてやってみようっと♪
『ルンルン♪ 今日は思ったよか涼しいぜ~♪ 』
とか言ってたけど、荷物を運び終えた頃には汗だく&へとへとに…。
今回の釣り場。
あんな所からよく歩いて来たわ…。
今ちょうど最干潮なんで辺り一帯岩むき出しだけど、満潮時はほとんど水浸しになります。
荷物は左手の高台に置いとかないと、気付かない間に流されたりしますので要注意です!
そういえばさっきのの漁師さんが言ってたけど、冬に年配の釣り人が近くの地磯で亡くなってたそうで。どうやら転んで頭をぶつけたことが死因とのこと。
干潮時は滑らなくても、雨や満潮時、水を含むと滑りやすくなる場所もあるので、いつも滑るカモシレナイという気持ちで歩くことが大事です。
『駒』周辺は他より比較的深くて、昔からフカセ釣りの好ポイントとして有名。
この辺りは同じような岩盤の地形が延々続きますが、ここ以外はだいたい遠浅で根掛かりし易いです。
ツケエサ用に買ってきた沖アミがまだガチガチだったので、仕掛けを準備する間水溜まりに浸けておく♪
釣りをする人だと分かって貰えそうだけど、この頃がワクワクもピークです♪
仕掛け準備
今回は『フカセ釣り』、『遠投カゴ(エサ)』、『サビキ』、3種類のタックルを準備してきました。
どうしようか迷いましたが、朝夕のマズメ時は短時間ですが型の良いアジが回ることがあるので、とりあえずサビキ仕掛けからスタートすることにします!
エサ釣りはコッパグロの猛攻じゃないかとも思ったので。
まあ『サビキ』から『遠投カゴ(エサ)』に仕掛けを変更するのは簡単ですしね。
という事でタックルはいつもの組み合わせ。
ロッド 『 プロステージ 磯 Z 3-400 』
リール 『 エアノスXT 4000』
道糸4号 、サビキ、 カゴ(中)
いやこの竿はホント良いですよ~。(メーカーの回し者じゃありません)
今回使ったサビキはコレ。(幹糸3号、ハリス1.5号、針7号)
撒き餌はジャンボアミ(4分の1角)にパン粉2キロを混ぜたのも。
うっし!準備完了!
さあやるぜ~!!
なんと言ってもこの時間!このロケーション!!
まあ落ち着こうよ!と言っても無理があるね。
ワクワクを抑えながらカゴにエサを詰めて、投げ直すこと3投!
やっと魚が寄ってきたのか、ウキに小さな反応が…。
ウキがポコポコしている仕掛けを回収してみると…。
小さっ!?…豆アジダブルか。
まぁ、最初はこんなもんだろ。
しかし、ウキがあまりにもプカプカしてるのが気になるなぁ。
カゴをワンサイズ大きくしてウキの浮力を殺してみる。
…うん。 なんかシックリ来た!
次はウキが気持ち良く沈んで行ったぞ!
釣れたのは話に聞いたレギュラーサイズ! 19センチ!
このくらいあれば良いよね。
私はお刺身にするにはこのサイズが一番好き。
さぁ、今からか~!?ラッシュ来るぜ~!!
…え?
…嘘でしょ!?
…。
あ! 迷子のコが一匹混じってたか!?
しょうがないなぁ…。
…。
…。
6本針にパーフェクト。
…。
豆ばっかりやん。
(一晩中これじゃないかという悪夢が脳裏をよぎる…)
次の一投、今までポコポコしてたウキが今度は勢いよく入ってった!
う~ん、居る事にはいるんだよなぁ。しかし理屈がわからん。
このままやっててもラチ空かないから、『遠投カゴ(エサ)』を試してみることに。
幸いコッパグロの姿も無いみたいだし。
ウキから下を天秤付きカゴとエサ仕掛けに変えるだけですけど。
駄目ならサビキ仕掛けに戻すのも簡単だしね。
二本針にしてツケエはオキアミ。
そろそろ薄暗くなってきたのでケミホタルもセットします。
仕掛けを変更して一投目。
『ズボッ!』
気持ち良くウキが沈んで行った!
よっしゃ!
20センチクラスのアジとコッパグロのダブル。
豆じゃないのは嬉しい!
こんなのも釣れた~。
エサ仕掛けに変えて、豆アジはあまり釣れなくなったような…。
ツケエは頻繁に無くなるけど。
投げる場所やタナを色々変えながら、ポツリポツリ20センチクラスのアジを追加していく。(2,3投に一匹かな)
そろそろ22時か。
お土産としたらもう十分だけど、折角なのでフカセ釣りも試してみることにします。
本当はエサを2個も付けなきゃいけない上に、毎度カゴに素手でエサ詰めるのに疲れたから…。フカセは一本針にして、撒き餌はヒシャクで撒くので楽ちん!
手もそんなに汚れないしね。
【 フカセ釣りの仕掛け 】
ロッド プロステージ磯 Z 2-450
リール 旧タイプ テクニウム 3000
道糸 1.7号
ウキ 自作
ハリス 1.5号
針 グレ針7号(針上5cmにガン玉5号一つ)
潮が良くなったのかだけかもしれないが、仕掛けを変えて気が付いたことがある。
アジのタナが無茶苦茶浅いのだ。(多分海面から50cm以内)
サビキ仕掛けや遠投カゴだと、仕掛けがアジの層より深くなってしまいアタリが出なかったのではないだろうか。豆は釣れたけど…。
仕掛けを投入し、撒き餌をかぶせようとすると…。
…ほらもうウキが横に走っていくじゃん♪
潮も良くなったんだろうね。どこに投げても釣れるし。
たまには豆も釣れる。
…うん!?今度のはやけに良く引くな。クロダイかな?
(ここは結構クロダイの釣れるところ)
なんとアジだった!
コレは大きい!29センチってとこか。
アジングではなかなかお目にかかれないサイズです。
どうやら浅いタナにいろんなサイズのアジが混在してるみたいだね。
まあ圧倒的に20センチ前後だけど。
ハイシーズンにはアジングでも近いサイズが揃うこともあるけど、それでもここいらじゃ最大の部類だと思う。
近年アジが少ないって言うけど今年のアジングはどうかなぁ~。
20センチに混じって、25センチ前後がたまに釣れる。
これは27センチ。
深夜0時。
気が付くと随分潮が満ちてきて、足場も少なくなってきた。
魚は十分釣れたので、早々に撤収することにします。
良型混じりで20センチ前後のアジが沢山。これ以上釣ると氷がヤバい。
もうこんなに満ちてきてるよ~。
急いでロッドをたたんで、荷物をまとめます。
あと2時間もすれば、また潮は下がるんで問題ないっちゃないんですが。
撤収すると決めたらササッ!と戻って、テントでゆっくりしたいじゃないですか。
なんとなく昔の記憶から予感はしてたけど、膝下くらいまで海に浸からないと渡れない場所があったりして…。
当たり前だけど、来るときと同じく三往復荷物を運んで。
ふい~、なんとか地磯ゾーンを脱出!戻ってきた~。
コロコロに荷物をのっけて、『本村港』へ戻ります。
行きは気にならなかったけどこの上り道…もう足がヤバいね。
心が折れそうになりながらも、蚊の猛襲から逃げるように20分歩き続けてなんとか休憩所のある港へ帰りつきました。
辛く長い道のりだった…。
休憩所前の外灯下にも豆アジはウジャウジャ。(別にエサとか撒いたわけじゃなく…)
子供とキャンプがてらとかだったら、これでも喜ぶんじゃないかなぁ。
残りの体力を振り絞って、持ってきたテントを設営します。
(フライシートは使いませんでした。)
テントの設営が簡単な事に救われた。
バテバテな上に設営に手こずってたらやってらんないもんな。
いや~、幸せ!
すいぶん涼しくなりましたね~、朝など肌寒いくらいだった。
見て!?外灯に照らされた雑草が収穫時期の稲穂みたい!?
ウトウトして気が付いたらいつものお客さんが来てました。
なんとなく魚が入ってるの解るんだね。
一晩中クーラーボックスの周りにいるもの。
休憩所でも仮眠できるけど、ベンチはコレだからね。
この上で寝てると背中が痛くて痛くて…。
地ベタにゴロ寝の人もいるけど、裏手はトイレだし…、ねぇ…汗!?
7時出船の船に乗り込みます。
ホンッときつかったけど、終わってみると色々あって楽しかったなぁ♪
また来るぜ!!
次回はアジング(かも…)!?
今回の釣果の一部。
最大は29センチ。
25センチ前後が7匹。
20センチ前後は60匹余りいました。いつも野菜を頂くご近所に、お返しと思って配って回りましたが、結局そのお返し返しが後に届くことに…。
ほんと有難いことです。
帰宅してすぐに20センチのアジ3匹をお刺身に!
アジのお刺身最高♪
今回は『内容薄目』、『記事長め』で豆アジ調査をお送りしました。
アジングにめげてエサ釣りに走った感もあるけど…。
この時期でも型の良いアジが近郊に居る事は確認できたし、きついながらも頑張っただけ経験値の蓄積にはなったと思う。
ほんと相手は自然だから、毎度毎度顔色も変わるんで一筋縄じゃいかないですね。
今度はどんな釣りを試してみようかな~。
とりあえずは今回教えてもらった寄瀬浦の堤防を調査したいね!
でもな~、ボチボチ山陰の秋イカも始まるし、大分の磯釣りも行きたいよね。
狙える魚種も増えてくると思うので、頑張って情報を集めて紹介できるよう頑張ります!
閲覧重たくて迷惑になったかなぁ。落ち着いたら記事分割しようかな…。
ではまた~!