オキムです!
最近これといった釣果のない私ですが…。
今回は『勝手にアジング講座』の第二弾をやっていきたいと思います!
テーマは『シェード(影)』について。
勝手にアジング講座『シェード(影)』
それというのも私が良く行く釣り場は、潮が緩く地形も単純で他にこれといった狙い処が無い場所が多いのです。
『明り』は無くたってアジは釣れるよ!とよく言われますが、出来る事なら明りがあるポイントで釣りたくないですか?
明りがあれば当然シェード(影)ができます。
初めての釣り場など、海底の様子が把握できてない状況で、目に見える変化としてまずチェックしたいのがシェード(影)ですね!
なぜシェード(影)がポイントになるのか?
なぜシェード(影)がポイントになるのか?
それは一言でいうと『隠れ家になるから』です!
アジに関して言えば、彼らは捕食者であると同時に捕食される側の魚でもあります。
エサとなる小魚を待ち伏せしつつ、同時に自分の身も隠せるのは都合が良いのでしょう。
なんにしてもアジやメバル、スズキがシェード(影)に居着くのは本当です。
シェード(影)はどのようにできているか?
では皆さんは釣り場のシェード(影)がどのようになっているか考えたことがありますか?
今回は私が良く行く釣り場を例に、シェード(影)の構造を考えてみたいと思います!
道路沿いや港内の釣り場に多いケースですが、単純に照明が並んでいる場合を例に上げてみます。
【 ① 海上から見た場合 】
明りの強弱についてはひとまず置いておいて、こんな風に見える事が多いですよね!
【 ② 断面的に見た場合 】
①図のX-Xの断面を図にしてみるとこんな感じ♪
海底では、海上から見たより広い範囲にシェード(影)が広がっていることが予想されます!
( 光の屈折率の関係で多少ズレはあるでしょうが…。)
シェード(影)内の魚の分布
シェード(影)内でも、魚の濃い⇔薄いがあるようで…。
エサとなる小魚が多い時や時化後の濁った海では魚が上層に集まる事が多いようですⒶ!
またシェード(影)内を頻繁にシーバスが回遊するケースでは、警戒して底付近のⒷや🄫に集まることが多いようです。
シェード(影)を意識した釣り
ではこのような典型的なシェード(影)ができている釣り場では、どのように釣るのが効果的でしょうか。
アングラーによって色々な釣り方があるでしょうが、ここでは私はこう釣ってます♪ という1つの例を挙げておきたいと思います!
シェード(影)の中にに魚が居るからと言って、シェード(影)の中をダイレクトに狙うのはあまりお勧めできません。
食べてやろう!と思っている小魚が自分の方からやってくるのは変じゃないですか?
イメージとしてはやってきた小魚が自分の存在に気が付いて、急に進路を変更するという演出が効果的です!
上の図の様に仕掛けを手前まで寄せてきたら、海中に出来ているシェード(影)をイメージして、その境界沿いを巻き上げてくると効果的です。
その時の魚の活性によって、シェード(影)を大きく離れてアタックしてくる時もあれば、シェードの中まで仕掛けを入れてやらないと当たってこない場合もあります!
仕掛けを巻いてくるコースを少しずつずらしながらその日のパターンを探ってみてください。
次に横方向の攻め方ですが、要領は先程と同じです。
境界を意識しながら、探るタナやリトリーブの速さを変えたりして、シェードの外と内を丹念に探ってみましょう!
その日の天候によっては風や潮の流れが上手く利用できることもあります。
巻いてきた仕掛けを風にのせて更にシェードの外に逃がしてみたり、より長くシェードの境界付近を漂わせたり…。
まとめ
今回はアジを釣る際メジャーなポイントになるシェード(影)について、私なりの攻め方を紹介してみました。
ポイントによってはいくつもの照明が組み合わさって複雑なシェード(影)を形成し、どう攻めるべきか迷ってしまうケースも多々あります。
立ち位置を変えたりキャスト位置を変えたり、勿論仕掛けを変えたり…。
狙うコースを変えると釣れるアジのサイズも変わることがありますのでまた面白いですね!
色んな釣り場の色んなシェード(影)にトライして自分なりの攻略法を磨いてみてくだい!
週末は雨の予報ですね(;^_^A
この時期河川の絡むポイントでは、雨水の流れ込みによって思わぬ好釣果に恵まれる事があります。
テトラ帯などとても滑りやすくなりますので、十分気を付けて釣りを楽しみましょう!
私も土砂降りでなかったら、重い腰を上げて行ってみようかと思ってます。
万が一釣れたら結果報告しますので、期待しないで待っててくださいね!
ではまた!