コウイカの小物紹介の続きです!
今回は夜光玉についてお話していきます。
地味な小物ですが良かったら試してみてください!
コウイカ・小物紹介
夜光玉
オーロラビーズやケイムラ・グッズ同様、どの程度効果があるのか不確かな製品であるためか、あまり重要視されない小物の一つと言えるでしょう。
わたしは以前、秋の小イカシーズンにサイトで豆アオリと遊んでいた際、夜光玉の目の付いたエギとそうでないエギでは反応に差があるのを見て、イカにとって「 目 」という存在が大きいと思うようになりました。
それ以来生きたエビの目が二つ、深海でぼんやり光る様子を模して、エギに夜光の目玉を加工するようになったのですが問題が一つありました。
最近のプラスティック製のエギやスッテは胴体に中空の箇所が設けられているケースが多く、安易に釘やビスで加工を施すと浸水してバランスが狂ってしまうのです。
当然海水を抜かなければ使えなくなるわけですが。
そこで代わりといっては何ですが、スッテを結ぶ前に夜光玉を通して使うようにしています。
この小さな夜光玉は私にとって「エビの目」なのです。
当然手間を掛けてエビの目に似せた加工をする方が効果的でしょうが、エギに比べて小型なスッテでは加工によってはバランスそのものを崩しかねないので、簡単かつ理に叶ったカスタムと言えるでしょう。
単なる手抜きと言われればその通りですが…(;^_^A
夜光の意味
真昼間のハイライト時に夜光を使う意味があるのか?とういう疑問ですが。
これも経験則でしかないですが、海の生物にとってケイムラ同様、夜光という視覚的効果は私たち人間と彼らでは異なるということ。
う~ん、例えるなら真昼間のハイライト時でもイカにはエギが光って見えている!みたいな…。どんな風に見えているかは分からないけど。
わたしは大なり小なり夜光という機能が、昼夜問わず効果があると考えています。
要は明るさに応じてどの程度夜光という機能を使うかの問題ではないでしょうか。
・ 一部光らせるか、それとも全体か。
・ 強く光らせるか、それともぼんやりか。
色々試して、夜光の使い方を覚えていくといいですね。夜光は暗い時に使うもの!という常識を取っ払うことが第一歩です!
夜光玉比較
先に述べた通り明るけりゃ良いってわけじゃないでしょうが、今回買ってきた夜光玉を従来品と比較してみましょう。
【左:新型、右:従来品】
パッと見、違いは判りませんね。
【左:新型、右:従来品】
新しい方がよりはっきり輪郭を認識できます。光り方そのものが違うようにも見えますね。
【左:新型、右:従来品】
この写真が分かりやすいでしょうか、ハッキリと差がでていますね。
この蓄光差がどの程度釣果の差に繋がるかは今からの検証になりますが、今後の釣りが楽しみになります。場合によっては光り方で使い分けることもアリですね。
追記
スナップの勧め
ちょっとしたことですがエギやスッテの接続にはスナップの使用をお勧めします!
結び目が障害物に擦れて、ラインブレイクに繋がるのを防止してくれます。
エギングのキャスト切れやシャクリ切れ防止にも効果アリです。
今回は冒頭に述べた通り、本当に地味な記事になってしまいましたが、簡単な工夫なので是非試してみてください!
釣り場で周囲を見渡してみてください!仮にコウイカ釣りに限定して見るならば、仕掛けなど皆似たり寄ったりです。スッテなど7割くらい同じじゃないですか?
厳しい状況下、同じような仕掛けの中で0ハイか1パイかの差を生むのは、ほんの小さな努力と工夫の積み重ねです。夜光玉もアワビシートもその小さな工夫の一つと思っていただけると嬉しいですね。
今後も簡単で効果的な仕掛けの工夫を紹介していきます!ではまた!