オキムです!
今回は釣れたコウイカの下処理と、我が家で定番のイカ焼きそばの作り方を紹介します!内蔵なんかの画像がちょっとグロテスクなので、苦手な方は注意してください!
わたしも当初はイカを水道水でジャンジャン洗いながら、手を真っ黒にして調理してました。どうすれば綺麗なまま食卓にイカを届けられるんだろう…と悩んでいた時期があります。最終的に行き着いた、私がやっている下処理の方法を今回紹介したいと思います。
コウイカの下処理
基本的に松葉、シリヤケ、紋甲、どれも処理方法は同じです。
以前紹介した方法でイカを締めて、あらかた墨が流れ切ったイカをスカリから取り出しました…という所から解説を始めたいと思います。
詳しいイカの締め方はYouTubeでも沢山アップされてますので参考にしてみてくだい!
では解体していきます!
まず甲がある方を上にして、甲の皮を割いていきます。
甲が見えてきたら今度は甲の手前側から、甲に付いている身の部分を爪でしごくようにして外していきます。(意外と簡単に外れます、必ず足側から外していく。)
片側が外れた所。同じ要領でもう半分の甲も身から外します。
これで甲が取れて、内蔵が透けて見えてますね。
次は墨袋と一緒に内蔵を胴から取り除きます。
ここの部分で胴が繋がってますので、切り離して両側に開いていきます。
そうするとあとは足+内蔵、胴に分離できます。
左右二か所の貝柱みたいな固い部分で、胴と足(+内蔵)が繋がってますので、墨袋を圧迫しないよう気を付けながら、この貝柱(仮)をブチッ!、ブチッ!と引きはがします!
貝柱が外れたらあとは薄皮でくっついてるだけなので、ゆっくり起こしながら胴と足を分離します!いぶし銀の袋が墨袋ですね。慎重にやれば綺麗なもんです!
あ~!!やらかしてしましました(´;ω;`)!手間取っていたら墨が流れてきて指が真っ黒に…。幸いにも胴体は無事でしたが。(;^_^A
足から墨袋を取り外します。今摘まんでいる箇所を摘まめば墨は出て来ませんので、ここを摘まんでゆっくり足(内蔵)から引きはがします。
足から残りの内蔵を取り除く。
不手際ながらこんな感じです。あとは家でやってもいいんですが、エンペラと口を取り除けば終わりです。(食べないなら肝も)
口
エンペラ
下処理完了。
イカを料理する
定番のお造りは胴の部分をキッチンペーパーで拭き、綺麗になったらお好みの太さに切れば良いでしょう!汚れを拭き取る際、しごくようにして一緒に薄皮をはがします!
【お造り】 酷い盛り付けですがこんな感じ!?
では次にイカ焼きそばの作り方を紹介していきます!
材料は豚肉、イカ、麺、玉ねぎ、キャベツ。
まずは麺を乾煎りして水分を飛ばします。こうすることでできた焼きそばがべチャっとなりません。仕上がりはお好みですが、麺の表面に少し焦げ目がつく位が目安です。
水分を飛ばした麺はいったん皿に上げて置く。
次にキャベツ以外の具材(豚肉、イカ、玉ねぎ)を炒めます。キャベツは火の通りが早いので最後に加える方が歯ごたえが残って美味しいと思います。ここで適量塩コショウを振ります。
先程よけておいた麺とキャベツを加え、キャベツに火がとおる手前でソースを加えます。
我が家はウースターソース、お好み焼きソース、焼きそばソースの3つをブレンドしています。割合は大体1:1:1。
物足りなければ食べる時に足すこともできるので、最初は控えめに味付けしておくと良いでしょう。
完成です!お皿に盛ってお好みで鰹節や青のりをどうぞ!!
カレー屋さんで見かけるこのスパイスが焼きそばやお好み焼きによく合います!少し辛いので味見しながら添加してみてね!
家の近所ではC&Cファデーでしか見たこと無いなぁ~、良かったら試してみてください。
如何でしたか?イカは冷凍もOKなので小分けして保存しておいて、いざというときにさっと使えるのが便利ですね!
普段のお好み焼きや焼きそばに加えるだけでグッと美味しくなります!
固い!固い!と言われるこれからシーズンのシリヤケイカ、紋甲イカもその固さが上手く生かせる料理法ではないでしょうか?
ゲソやエンペラなど、余りがちの部位の使い道にもってこいの料理なので是非試してみてください!
ではまた!