ゴムボート始めます!【ゼロからはじめるゴムボート】 

オキムです!
最近ついに欲しかったゴムボートを買いました!

身近に持ってる人が居なくて、全く無知な状態からのスタートです(;^_^A

その分導入を考えている方にも同じ目線で紹介していけると思いますので参考にしてみて下さい♪

経験不足ゆえ不安全と思われる行為やマナー違反な点ももあるかと思いますが厳しくご指摘いただけると嬉しいです!

 

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ゴムボートを導入した理由

普段釣りをしてると、

『あの岬釣れそうだけど陸からじゃ道がない…』

『沖の深場は釣れそうだけどあと少し仕掛けが届かない…』

そんな風に思うこともしばしばで。

もう5年以上前になりますが、一度はボート買うぞー!と決意して2級船舶免許まで取ったんですよ。

しかしボート購入の直前になって保管場所に行き詰まり断念したという苦い思い出があります(;^_^A

 

今回改めて購入を決意したのは、昨年の夏の釣りがあったから。

あれは厳しかった。

陸からはホント釣れませんでした。

例年に無く暑くて寒い年でしたからね。

まぁ暑い夏でも少し沖に出ればなんぼか釣れるんじゃない!?

という甘い目論みでのゴムボート(;^_^A

 

問題になったボート置き場については、当時拘っていたFRPボートを諦め、収納に便利なゴムボートに変更することで解決できそうです(^_^)v

 

ボート免許について

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エンジンを積んだボートの操縦にはボート免許が必要です。

但し、3m未満で2馬力以下のエンジンを積んだボートに関しては無免許での操縦が許可されています。

船検では全長×0.9で計算されるので実際は3.3mまでOKらしいです。

どちらか一方でも許容をオーバーしていれば違反となります。

また故障にそなえて予備のエンジンを積んだりしても、2馬力を越えれば違反となるので注意してください。(無免許運転とみなされる)

 

2馬力を越えるエンジンを船に積もうとすれば免許以外にも制約があり、その船が船検を受けて合格していなければなりません。(車検みたいなもの)

その他にも必ず積んでおかなければならない法定備品(ロープやバケツなど)が厳しく決められており、一つでも欠けているのを指摘されれば高額な罰金が科せられます。

等々少し大きなエンジンを積もうと思えば、グッとハードルが上がってくるわけです。

 

海上のルール

制約に縛られるのが面倒という理由から、今回は2馬力以下で3.3m未満の免許不要ボートの購入を検討しました。

但し免許が不要といっても海上でのルールは存在しますので、安全に航行するためには最低限のルールを知っておく必要があります。

(例えば船は右側通行とか、酒酔い運転の禁止とか。)

日本事業マリン協会のHPに行くと説明がありましたので経験のない方は目を通しておくと良いですよ!

日本マリン事業協会 | ミニボートとは

 

ボートの種類

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3.3m未満で2馬力以下のエンジンが積めるボートを『ミニボート』と呼ぶそうです。

もちろん3.3未満でも免許と船検があれば2馬力を越えるエンジンを積むことができます。

お手軽ボートの類をざっくりミニボートと呼んでるってことですかね。

 

メーカーの分類を見ると『FRPボート』『インフレータブルボート』に分けられます。

FRPボートはプラスチック製の固いボート。

インフレータブルボートとゴムボートは同じものです。

 

FRPボートとインフレータブルボートの違いは収納性と強度でしょうね。

インフレータブルボート(ゴムボート)は防水生地を空気で膨らませる構造なので、釣り針や岩礁への接触によってパンクする危険があります。

FRPボートはパンクの心配はありませんが、形状が決まっているので陸上の運搬は車の屋根に積んだり牽引するなどの必要があります。

また家での保管場所の際も広いスペースが必要になりますね。

私は収納性を取ってインフレータブルボート(ゴムボート)を選びました。

 

更にインフレータブルボートには手漕ぎボート(ローボート)とエンジンを積めるパワーボートに分けられます。

パワーボートはエンジンを取付する『トランサムボード』があることや船外機の動力を受け止めることを前提に船体の強度が高くなっており、その分お値段高め&重量も重ためになっています。

手漕ぎでなく船外機がメインであればパワーボートを選ぶべきです。

船幅が広くなって手漕ぎには向きませんが、船外機の出力を受け止めやすい構造になっていますのでローボートに比べスピードも安定性も桁違いです。

 

【パワーボート】

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 後部に船外機を取付するトランサムボードが設置してあり、場合によって竿立てやランチングホイール(運搬車)、安全フラッグなど色んなアクセサリーの設置が可。

船体の剛性が高い分重たくお値段も高額です。

 

【ローボート】

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手漕ぎでの使用を前提に設計されているので船幅は狭め。

製品によっては後付けのモーターマウントを設置することで、1馬力程度の船外機を積むことができるものもあります。

基本的にはトランサムボードが無いので、ランチングホイール等運搬用の車が設置できない。

ボートを運ぶ際は引き摺るか2人以上で持ち運ぶしかない。

 

メーカー

インフレータブルボートを取り扱うメーカーは沢山ありますが、私が検討した『アキレスボート』『ジョイクラフト』『ゼファーボート』の3社だとどこを選んでも心配は無さそうです。

最近はデザイン面でジョイクラフト製が人気みたいですね。

性能面で言うとアキレスのCSMという素材を使ったボートが一番良いそうです。

但し重たいので一人で運搬するのは大変かなと思いました。

ゼファーボートはアクセサリーが多いのでボートをカスタマイズしたい方には一押しだと思います。

 

ボート選びで悩んだ点

皆さんもいざ買おうと思うと同じところで引っかかると思いますが。

ボート選びで重要なキーワードは、

・ 重量

・ 強度

・ 大きさ

・ エンジン

 

『大きなエンジンが積めて、広くてパンクしにくい軽いボート』

夢のようなボートですが存在しません。

軽さを取れば強度が、大きさを取れば軽さが…。

 

だいたい成人男性が一人で持ち運べるボートの重量はというと30キロ程度までだそうです。

車から下ろし、空気を入れてあとは水際まで運搬車で運ぶとなればもう少し重たいものまでいけるでしょうか。

しかしそうなるとエントリーできる場所はかなり制限されてしまします。

途中に柵があったり階段があったり…。

駐車場から海まで距離があるとかなり大変です。

 

重さと強度は比例していますからパンクしにくい頑丈なボートを求めると、必然的に重たいボートを選ぶことになります。

重たいボートを選ぶとエントリーできる場所が限られてくるわけです。

 

また搭乗人員によっても大きさが変わってきます。

釣りでの使用であればメーカーが記載している搭乗人員の半分が適当と思って下さい。

4人乗りのボートであれば2人での釣りが精一杯です。

 

大きなエンジンを積めばスピードもでるので、高級な魚が釣れそうな沖へのアクセスも容易です。

急に天候が悪化しても迅速に安全な内海に戻ってくることが出来ます。

その代わりに『船舶免許』『法定備品』『船検』という義務が生じます。

 

私がボートから釣りをしてみたい!と思っている釣り場をイメージしてみると、沿岸部からそれ程離れていない場所。

『手漕ぎでも行けるけどエンジンがあると楽だよね』 

『海上のルールに慣れてきたら将来的には2馬力も積みたいな』

理想に近いボートはコレ。

 

ジョイクラフト【KEM275】

 

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手漕ぎボートなのに後部に小型のトランサムボードを備えていて、場合によっては船外機を積むことができます。

船の幅も狭いので手漕ぎもし易そうですしね。

当然MAX2馬力なので船の剛性なんかはパワーボートに劣ると思います。

総重量23.5Kgなので一人での運搬も難しくありません。

 

 

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但しトランサムボードが小さいため、上図のようならランチングホイール(運搬車)を設置できません。

水際で準備してボートを浮かべるまで、少し引き摺って移動することになるので船底のパンクが不安要素ですね。

ジョイクラフトさんへその旨問い合わせると心配ないですよとの回答だったのでこちらに決めました!

最初の一艇なので何事もやってみないと分かりませんしね。

口コミだと引き摺るとパンクするよ!という注意書きが多かったですが、そうなったらDIYで色々工作して対応しようと思います。

 

2馬力船外機

2馬力の船外機って結構重たいんですね。

15キロ前後あるそうです。

何より扱いが結構大変そうです。

 

【空冷式と水冷式】

船外機には水冷式と空冷式の二種類があって、水冷式の場合陸に上がってから船外機の中に淡水を通して塩抜きする作業が欠かせないそうです。

(フラッシングといいます)

その点空冷式の船外機は簡単な水洗いだけで良いそうですヾ(*´∀`*)ノ

空冷式を採用しているのはホンダだけで、メンテナンスの容易さからホンダの空冷式を選ぶ方が多いそうです。

 

【メーカー】

水冷・空冷といった冷却方式も大事ですが。

メンテナスを受け付けてくれるショップが近隣にあるかどうかも大事です。

ホンダの船外機が欲しいと思ってもメンテナンスしてくれるショップが近くにないと、メーカーへ送って修理を依頼することになります。

ちょっとした勘違いで異常が無ければ、バカ高い送料だけかかって戻ってくることになります。

 

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1馬力船外機

船外機の燃料はガソリンですが、乱雑に扱うとガソリンが漏れたりするそうじゃないですか。

運搬は基本縦置きで止む負えず横置きする場合はメーカーの指示を守る事。

運搬中車内にガソリンなど溢したらエライ事になりますよ。

 

重さといい、帰着後のメンテナスといい、運搬方法といい…。

2馬力でもまぁまぁ面倒。

 

そう思っていたら1馬力の船外機でジェイモのSP-1というものを見つけました。

重さも5キロと片手で扱えて横倒しにしてもガソリンが漏れない。

草刈り機を船外機風に改造した製品らしいです。

扱いが楽なのは◎ですが欠点を挙げると、

・ パワーがない

・ うるさい

・ 排気ガスが臭い

・ 船が汚れる

 

スピードは一生懸命手で漕ぐのと変わらないそうです。

口コミによっちゃあ手で漕ぐ方が速いだとか…(;^_^A

 

運転中は煩くて同乗者との会話は不可だそうです。

 

2サイクルエンジンで燃料は混合ガソリン。

レギュラーガソリンと2サイクルエンジンオイルを25:1で混ぜ合わせたものを使用します。

排気ガスにエンジンオイルが混じるので結構臭いし、オイルカスが飛んでボートも汚れるそうです。

 

これらの欠点を理解した上で、とりあえず1馬力の船外機から始めてみることにしました。

何より手軽に釣りに行けるというのが良いですね!

準備や後片づけが面倒であまり使ってない…なんて事になっては本末転倒ですから。

 

 とりあえず1馬力のなんちゃって船外機からはじめて、慣れてきたら2馬力もしくはもっと馬力の大きなものにステップアップしたらいいかという感じです。

 

 

参考までに

参考までにボートや船外機のお値段をざっくりですが紹介しておきます。

 

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 実際に買うとなると皆さんの使用環境によってランチングホイールやボートカバーなど色々なアクセサリーを買い足すことになると思うので、これにプラスαの金額になると思います。

 

まとめ

偉そうな事を書いてきましたが、まだボート家に届いてないんですよね(;^_^A

今日届く予定なんですが。

今回は私が最初の一艇を決めるまでに色々悩み、調べた内容を乱雑ですが紹介してみました。

今後届いたボートのレビューやその他に揃える備品も多いので紹介していく予定です。

勿論陸っパリの釣りも引き続き楽しんでいきますよ~

 では宜しく~

 

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