コロナの窓用エアコン『CWー1817-W』を買ってみた!

 

オキムです!

今回は旬なネタと言えばまぁそうなんですが、コロナの窓用エアコンを買ってみたので

紹介してみようと思います。

 

窓用エアコン(ウインドエアコン)

なんで窓用?と思われるでしょうけど…。

家が古すぎて一般の壁掛けタイプのエアコンを設置することが出来ませんでした。

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設置予定の一階、4.5畳間なんですが。

壁が土壁だったので、壁への設置は無理と判断しました。

 

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そういう場合は通常、上の木と下の木に橋を渡してこれにエアコンを設置するのですが、この部屋は上の木もぐらついていたため強度不足と判断。

幸い窓枠の木はしっかりしてたので窓用エアコンを設置することに決めました。

その他に、

① 場合によって自分で設置&取り外しが出来る

② 室外機が無い

③ 安い

外の通路もあまり広くないので、できる事なら室外機は無い方がよかったのです。

壁掛けタイプに比べて3~4万円と安いため、万が一失敗しても諦めもつくしね。

 

コロナ『CW-1817-W』

窓用エアコンを購入するにあたって、どれにしようかと悩んだわけですが…。

価格COMの口コミやYAHOOの知恵袋を参考に『窓用エアコン』の情報を集めてみました。

キーになったのは、

・自分で設置&取り外しができる

・室外機が無い(一体型)

・YouTubeなどウェブ上に情報が多いので取り付けに困らない。

・窓用エアコンを選ぶなら、国内メーカーのコロナ、トヨトミから選ぶと無難。

 

YAHOOの知恵袋でも回答者がコロナ押しであることが多かったので、最終的にコロナの『CW-1817-W』に決めました。

出力の1つ小さな『CW-1617-W』はやたら人気なのに、『CW-1817-W』の情報は少ないんですよ。

検討時のおおよその値段。

『CW-1617-W』(31000円前後)

『CW-1817-W』(41000円前後)

 

1万円くらい値段差はありますが、

後から「あ~、やっぱ大きいのにしとけば良かった~」となりそうだったので、思い切って出力の大きな『CW-1817-W』に決定。

 メーカーHPからスペックを整理するとこんな感じ。

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サイズは同じで性能は1817が少し上ということかな。

あとは電気代がどんなもんかわかりませんが、クチコミによればそこまでは無いという話。

 

『CW-1817-W』

「カメラのキタムラ」で41,560円(税込)でした。

(5年保証)2,078円(税込)つけて合計43,638円。

 

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設置

仕事から帰って、早速サウナ状態の部屋で設置作業開始!

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デカッ!重ッ!うちの窓、耐えられるんか!?

 

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「ん!?」

コロナのHPに記載してあった数字と違うじゃないか!?5キロも重たい。

…まあ仕方ない。

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 付属品はこれくらい。あとリモコンかな。

 

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予習はしたが、一応取説に目を通す。

 

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エアコンの取付枠を窓のアルミ枠に設置します。

エアコンは窓の右左、どちら側にも設置可能。

窓のアルミ枠の立ち上がりが1cm未満の場合は付属の補助金具を取り付けしなきゃいけないみたいです。

幸いうちは大丈夫でした♪

 

ネジを緩めて水色のエリアに窓のアルミ枠を挟み込みます。

この時エアコンの取り付け枠を窓枠の端に寄せるのを忘れずに!

 

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まず下側を固定した後、途中にある左右のネジを緩めて枠をいっぱいまで引き上げます。

 

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上側のネジも固定したら、枠の伸縮調整に緩めたネジも締め直します。

 

枠がちゃんと端に寄っていることを確認したら、上2点、下2点、中2点をドライバーもしくはコインなどで改めて締め直します。

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案外しっかりしてます。

ここまででエアコン枠の設置はほぼ完了ですが、あとは左右のパッキンの処理が残ってます。

他の方も書いてましたが、ここが上手くいきません。

メーカー側が説明する方法では隙間ができてしまい見栄えも悪いので、施工者側でうまくやってね!的な部分です。

要は各家庭の窓のサッシの形状に合わせて、隙間ができないようパッキンを調整します。

 

参考になったメーカーの動画がコチラ


「おてがるエアコン」の取付け手順|コロナ

 

エアコン使用時、窓を締めるのはここまでよ!というストッパーが取付枠に付いてます。

一応説明書通りにパッキンは処理しましたが微妙…。

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いよいよエアコンを設置していきます。

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白い丸印部分に枠の凸部がハマります。

 

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上手く置けるとこんな感じ。

26キロもあると迷ってるヒマないので、エアコンを持ち上げる前にどこにどこがハマるのかよくイメージして取り掛かりましょう。

 

枠にうまくエアコンが乗っかったら、少し力を入れてエアコン上部を枠の引っかかりに押さえつけます。(グレーの部分)

「パチン!」と音がして引っかかったら、付属のネジで更に固定します。

 

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 窓側のパッキンを取り付け

 

今度は窓側に雨、虫除けのパッキンを取り付けます。

 

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この窓の右端にパッキンを貼り付けます。

 

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接着面を綺麗にしたらパッキンを取り付けます。

長すぎた分はカット!

 

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パッキンがガラス面に被さって虫の侵入を防ぐのが目的。

 

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ガラス面にピッタリ付くように、合ってない角を切り取ります。(上下とも)

 

鍵の取り付け

 

防犯対策で鍵を取り付けるのですが、うちの窓には付属の鍵が合わなかったので、市販品を買ってきて取り付けました。

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ホームセンターで300円くらいでした。

摘まみを回して固定すると、窓が開かなくなる仕組みです。安物でもあると安心!

 

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エアコンに付属の鍵は、窓枠に穴を開けてネジ止めするようになってました。

窓枠にドリルで穴開けるのはちょっとね…。(今回未使用)

 

エアコン枠のパッキン調整

 

改めてここでエアコン枠のパッキンを調整します。

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(パッキンの端に切れ込みを入れたりして、サッシに収まりが良いように加工するんだけどあんまり意味無さそう…。)

 

付属のテープでパッキンの継ぎ目を固定します。

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これでパッキンの取り付け(調整)は完了。

 

 

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取説通り作業しても窓とパッキンの間にはこんな風に隙間が…。

 

蚊が入ってくると困るので、うちは網戸を少し裏手に回して対処しました。

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(熱がこもるので網戸をエアコンの裏に置かないで!と取説に書いてますので放熱を妨げない範囲で…。)

 

パテ埋め

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雨の侵入しそうな所にパテ埋めして下さいとのことですが特に見当たらず、…とりあえずココ?

 

これでエアコン設置完了!

 

 

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今回余った部品

 

エアコン始動!

ひとまず設置作業も終わったので、電源を入れてみることに。

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リモコンは発砲スチロールに取り扱い説明書と一緒にくっついてました。

 

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電池を入れるだけで良いのかと思ったら、小さなスイッチを先の尖ったもので押す作業があるみたい。

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スイッチON!

 

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吹き出し口を開けてやります。

チョット固くて「バキッ」とイクんじゃないかと心配ですが、起こす方向さえ間違えなければ大丈夫!

 

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『クーラーガスが回るまで少し時間がかかるので、安定して冷気が出るようになるまで1~2日みてください』みたいなことを書いてる記事もありましたが、始動して1~2分後にはもう涼しいです!!

 

 

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一週間使用した感想

期間が短いので電気代については分かりませんが、他の方のレビュー通り四畳半程度なら26度設定で十分冷えます。

標準作業だけでは製品と窓の間に隙間ができますので、コレをうまく処置できればもっと効率も良くなるでしょう。

 

あと設置位置が低いのと吹き出し口が縦長で狭いので、冷気があまり届かないエリアができてしまうようです。

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冷気を効率よく回してやるために、扇風機(サーキュレーター)の併用は必須です。

翌日改めて扇風機を買いに行きました。

あると全然違いますね~!

 

 

まとめ

 

今回は家の都合で壁掛けタイプでなく、窓用エアコンを購入設置してみましたが、結果良かったと思います。

 

エアコンと窓の間に隙間ができる事や使用時に窓を開け閉めする煩わしさを考えると、差支えなければ多少高くても壁掛けタイプがおススメです。

 

でも色々な事情から壁掛けタイプのエアコンが設置できず、窓用エアコンが実際使えるのかどうかで迷っている方には是非窓用エアコンおススメします!

十分冷えますし、お陰で今まで暑くて誰も寄り付かなかった部屋で快適に生活できてます。

 

現在売れ筋のコロナ、トヨトミの窓用エアコンは、インバーターが搭載されてないので、十分涼しいと思ったら設定温度を下げてやることが節電のポイントだそうです。

あとは扇風機(サーキュレーター)の併用ですね。

 

気になる稼働音ですが、正直結構あると思います。

寝室では使えないというコメントもありますが、確かに気になって目を覚ます方もいるだろうというレベルです。

四畳半の部屋でエアコンを使いながらテレビを見てますが、エアコンが煩くて音量を通常より上げたという事は無いですね。

なかなか稼働音を伝えるのは難しいですが、昔の出始めのクーラーに近いなぁと私は思いました。

 

設置作業が簡単かというと、クーラーが使えるようになるまででしたら非常に簡単でした。

30分ではちょっと厳しいですが、1時間はかからないです。

DIYの経験が無い方でも問題ないと思います。

但し、パッキンの処理が突き詰めるとカッチリとはいかないので、ある程度の妥協は必要と思います。

使いながらヒラメキで改良していくのが良いでしょう。

 

窓用エアコンは冷・暖房機能のあるものもありますが割高なので、冷房機能だけのものが売れ筋です。

涼しくなると取り外して、来年の夏まで保管しておくという使い方が一般的らしいですが、使わない期間が長いと故障し易くなりますので、可能であれば長期保証に入っておくことをお勧めします。

(今回5年の長期保証を付けましたが2000円そこらです。)

 

今季使いながらまた気が付いたことなど追記していきますので、誤りがありましたら指摘いただけると幸いです。

では!

 

取り付け可能な窓については以下を参考にして下さい。

 

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【取り付け可能な窓】

窓枠の高さ(内寸)770~1400ミリ

窓の開き幅 470ミリ以上

 

窓枠の立ち上がりが10ミリ以上だと簡単だが、それより低い場合は付属の金具を設置する作業がひと手間掛かります。

(金具を設置できるスペースも無い場合は、取り付けは不可ということになります。)

 

 

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H29.10.29 追記

 

取り外し作業

10月に入って肌寒い日が多くなりました。今年はもう出番がなさそうなので、 取り外して来年の夏まで保管することにします。

 

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3か月間かな。今年の夏の間はお世話になりました。

また来年の夏宜しくお願いいたします。

 

取り外しの手順は大体以下の通り。

・ フィルター掃除

・ 本体外し

・ 内部の水抜き

・ 固定枠外し

・ 保管

 

【フィルター掃除】

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本体前側のパネル下側に凹があるので、ココを引いてパネルを外す。

(上側は爪で引っかかってるので慎重に!)

 

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フィルターは引っ張れば簡単に外れます。

使用期間が短かった為か、綺麗だったので今回はノーメンテ。

パネルを元に戻します。

 

【本体外し】

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設置作業の逆の手順で取り外していきます。

白いノブの固定ネジを緩め、抜き取ります。

次に右側の爪を押せば本体上部の固定が外れます。

後は気合で持ち上げるだけ♪

 

【内部の水抜き】

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本体下側に黒いゴム栓がありますので、コレを抜いて残ったドレーン水を抜いて保管するということです。

 

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丁度要らない100均のプラ製バットがあったのでこちらを下に置いてゴム栓を抜いて見ましたが、ドレーン水は無かったみたいです。

そもそもが使用中にほとんど揮発する構造なので、あったとしても僅かなものなんだと思います。

ゴム栓を戻すのを忘れずに!

 

【固定枠外し】

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①まず虫除けのパッキンが上下で固定されてますのでテープを剥がします。(左右)

②中央のネジを緩めます。(左右)

③窓枠に固定している上部のネジを緩めます。(左右)

 

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④倒れてこないよう注意して枠を下げ、縮めます。

 

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⑤下側の固定ネジを緩めて枠を取り外します。

 

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固定枠の撤去が完了!簡単です。

 

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最初に梱包されてた時の発泡スチロールだけ取っておいたので、これに収めて保管することにします。

(必要ならホコリ避けにビニールシートを掛けて…。)

 

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次の使用までに少し期間が開きますのでリモコンの電池は抜き取っておきましょう。

一緒に枠に固定するためのネジも保管すると良いですね。

あと勿論取説もです。

 

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ウチは二階のトイレの出入り口に♪

ここしか無かった(;^_^A

 

思ったより撤去は簡単でした。来年出番が来るまでここで待機です。

 

H30.7.2 追記

 

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さあ今年もこいつの出番がきましたよ~♪

外したのが昨年末の10月29日でしたから8か月ぶりの登場です。

枠組みを組んだまま保管してたので再設置は楽勝!10分位で済みました。

 

壁掛けタイプのエアコンが設置できる部屋なら間違いなくそちらをオススメしますが、各々で色んな事情がありますからね。
窓用エアコンを検討してて本当に涼しいのかなあ!?と不安に思ってる方がいらっしゃたらその点に関しては太鼓判を押させて頂きます!


インバータ方式でないので電気代が少し心配ですね。

ちょっと冷えすぎかなと思ったら設定温度を上げるなどすると多少の電気代節約に繋がります。

あとは現在当たり前になってきている扇風機の併用ですね。 

4か月そこらの使用なので多少の電気代は目を瞑るとして、やっぱりあまりにも暑いと何もする気が起きませんからね。

(高齢者にとっては熱中症の危険もあります。)

家事や仕事の効率を考えれば多少の電気代は我慢できるのではないでしょうか!?

窓用エアコン!快適な夏が過ごせますので検討してみては如何でしょうか? 

 

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